伊達朱里紗

伊達朱里紗のプロフィール

伊達朱里紗（だて ありさ）は、兵庫県三田市出身の女性声優であり、プロ雀士でもあります。1991年5月10日生まれの彼女は、81プロデュースおよび日本プロ麻雀連盟に所属しており、Mリーグ・KONAMI麻雀格闘倶楽部のメンバーでもあります。

声優としてのキャリア

伊達は小学時代から歌や話すことに強い興味を持ち、声優という職業に憧れました。しかし、中学校を卒業するころには声優の道を諦めざるを得ませんでした。大阪市立工芸高校を経て、立命館大学映像学部に進学しますが、最終的には休学し上京。2013年に81プロデュースに所属し、本格的に声優活動を開始しました。

彼女の多様なキャラクターを演じる才能は、数多くのアニメやゲームで評価されています。代表作には『アイドルマスター シンデレラガールズ』の難波笑美や、『咲-Saki- 全国編』の上重漫などがあります。特に、彼女が演じるキャラクターたちは、聴く人々に強い印象を残しています。

麻雀プロとしての軌跡

伊達は高校生のときにアニメ『咲-Saki-』を見て麻雀に興味を持ち始め、2014年に『咲-Saki- 全国編』に出演したことがきっかけで、麻雀に本格的に挑戦するようになりました。友人たちとともにフリー麻雀を打つうちに、麻雀の奥深さに魅了され、2019年に日本プロ麻雀連盟へプロ雀士として登録しました。

プロ雀士としても彼女は驚異的な成績を収めています。2021年には連盟の若手女性プロを対象とした桜蕾戦での初優勝を果たし、後にMリーグのドラフトでKONAMI麻雀格闘倶楽部から指名され、Mリーガーとなりました。彼女の異名は「朱きヴァルキュリア」で、麻雀の世界でも注目の存在となっています。

獲得タイトルと業績

Mリーグでは、2021-22シーズン年間最高得点や、2022-23シーズンのMVPを獲得し、2023-24シーズンでは4着回避率1位となるなど、数々の成果を収めてきました。麻雀界での才能と実績は、彼女のブランド力をさらに高めています。

プライベートと興味

伊達朱里紗は、同じ高校の同級生で親友の漫画家・恩田ゆじとの絆も大切にしています。趣味として、水彩色鉛筆画やライブ鑑賞、PhotoshopやIllustratorの技術を持っており、彼女の多才な側面を表現しています。好きなアーティストには田村ゆかりや水樹奈々、花澤香菜などが挙げられます。

また、トマトソースパスタや実家の餃子、シーザーサラダが好物ですが、逆にトマトやセロリ、うなぎは苦手だそうです。これらの好き嫌いからも、彼女の人間味や親しみやすさを感じます。

結論

伊達朱里紗は、声優と麻雀プロという異なるジャンルで多方面にわたる活躍を見せる、至って多才な女性です。彼女の挑戦と成功は、今後のさらなる成長を期待させるものがあります。

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