三浦瑞樹

三浦 瑞樹 (みうら みずき) のプロフィール

三浦瑞樹は、1999年9月2日生まれ、神奈川県大和市出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、左投げ右打ちのスタイルを持っています。彼は福岡ソフトバンクホークスに所属し、若手選手として活躍することが期待されています。

経歴

プロ入り前

瑞樹は本来右利きでしたが、4歳年上の兄が野球をしていた影響で、父の勧めにより左投げに転向しました。幼稚園の頃から左での野球に親しみ、小学校では大和中央クラブに所属。中学時代は横浜瀬谷ボーイズでプレイし、彼の野球キャリアは順調に進展しました。

高校は岩手の盛岡大学附属高校に進学し、早くからベンチ入り。彼は2年生の夏に甲子園初出場を果たし、3年連続で甲子園のマウンドに上がります。特に、89回選抜大会で智辯学園を相手に完投勝利を収め、学校を甲子園ベスト8に導くなど輝かしい成績を残しました。さらに、99回全国高等学校野球選手権大会でも春夏連続でベスト8入りに貢献しました。

高校卒業後は東北福祉大学に進学し、1年生の春から活躍。全日本大学野球選手権に出場し、侍ジャパン大学代表候補にも選出されました。4年生の春には仙台六大学リーグで全試合を無失点に抑え、最優秀投手賞も受賞しています。同期には大里昂生や椋木蓮、大竹風雅らがいます。

プロ入り後

2021年10月11日、プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成選手ドラフト4位に指名され、11月15日に契約合意。2024年に入ると、福岡ソフトバンクホークスの選手として活躍するべくトレーニングを重ねました。

2022シーズン

二軍公式戦で11試合に登板し、52イニングを投げて4勝無敗、防御率2.60という好成績を残します。また、三軍では19試合に登板し、72イニングで3勝4敗2セーブ、防御率3.50を記録しました。オフシーズンにはオーストラリアン・ベースボールリーグに派遣され、好調な成績を維持しました。

2023シーズン

二軍公式戦では5試合に登板し、20イニングで0勝3敗、防御率6.30の成績。しかし三軍・四軍戦では22試合で112イニングを投げて無敗の5勝、防御率2.56と力強いピッチングを展開しました。シーズンオフにはアメリカに渡り「ドライブライン・ベースボール」でトレーニングを受け、更なる成長が期待されています。

2024シーズンの展望

2024年7月24日、支配下登録されることが発表され、背番号が42に決まりました。彼の初登板は2024年8月12日、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で1回無失点のパフォーマンスを見せ、初奪三振は8月14日の埼玉西武ライオンズ戦でした。

総括

三浦瑞樹は、地元からついにプロの舞台に立つこととなった若手ピッチャーです。幼少期からの経験と高校・大学での実績を持ち、今後の成長に期待が寄せられています。

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