三田大生

三田大生（みた たいき）

三田大生は、2001年12月13日生まれ、栃木県大田原市出身の現役大相撲力士です。二子山部屋に所属し、本名も三田大生。
2025年3月場所では西幕下4枚目まで番付を上げ、将来を嘱望されています。

大相撲入門前

5歳から父親が指導する、おおたわら修志館で相撲を始めました。大田原市立若草中学校時代には、全中団体戦で16強入りを果たします。栃木県立黒羽高等学校に進学後、2年次に世界ジュニア選手権軽量級で3位入賞、3年次には全国高校総体で8強入り、世界ジュニア選手権中量級では見事優勝を果たしました。

近畿大学に進学後も、相撲の実績を重ねます。4年次には国体ベスト8、全国学生選手権団体優勝に貢献しました。しかし、大学最後の大会となる全日本相撲選手権大会で左膝の前十字靭帯断裂、半月板損傷という大怪我に見舞われ手術。入門までは母校の近畿大学相撲部の寮でリハビリに専念しました。

大相撲入門後

大学卒業後、二子山部屋に入門。2023年度の国体ベスト8の実績により、幕下最下位格付出が認められ、2024年9月場所で初土俵を踏みました。
2025年3月場所では西幕下4枚目で5勝2敗の成績を収め、新十両昇進が濃厚と報道され、同月26日の番付編成会議で、翌5月場所での新十両昇進が正式に決定しました。

エピソード

同じ二子山部屋に所属する生田目とは小学校の頃からの幼なじみです。切磋琢磨しながら、角界での活躍を誓い合っています。
高校3年時には、世界ジュニア相撲選手権での活躍が認められ、2020年東京オリンピックの地元・栃木県大田原市の聖火ランナーに選ばれました。

主な成績

2025年3月場所終了現在

通算成績：22勝6敗（4場所）

改名歴

三田 大生（みた たいき）：2024年9月場所 -

三田大生は、怪我を乗り越え、着実にその実力を開花させています。新十両として、更なる活躍が期待される力士の一人です。

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