三竿健斗

三竿 健斗について

三竿健斗（みさおけんと）は、1996年4月16日に東京都武蔵野市で生まれたプロサッカー選手です。彼は鹿島アントラーズに所属し、主にミッドフィールダー（ボランチ）やディフェンダー（センターバック）として活躍しています。サッカー一家に生まれ、兄の三竿雄斗もプロサッカー選手として京都サンガF.C.でプレーしています。また、妻は日本テレビのアナウンサーである後藤晴菜です。

サッカーキャリアのスタート

三竿は小学生の頃から東京ヴェルディの下部組織でサッカーを始めました。ユース時代にはボランチやセンターバックとしてプレーし、2013年にはFIFA U-17ワールドカップに出場する日本U-17代表のメンバーに選ばれ、16強進出に貢献しました。2014年には東京ヴェルディのトップチームに2種登録選手として登録され、同年10月には2015シーズンからの正式なトップチーム昇格が決まりました。

東京ヴェルディでの活躍

2015年には公式戦デビューを果たし、同年のAFC U-23選手権のメンバーにも選ばれました。彼は次第に才能を開花させ、特に守備型ミッドフィールダーとしての地位を確立しました。

鹿島アントラーズ時代

2016年、三竿は鹿島アントラーズに完全移籍しました。彼は2月にJ1リーグの開幕戦で初出場し、4月の湘南ベルマーレ戦では兄と公式戦で初対戦。この日は二人の誕生日でもありました。2017年にはガンバ大阪戦でセンターバックとしてもプレーし、両ポジションで実力を証明しました。日本代表については、2017年のEAFF E-1フットボールチャンピオンシップで国際Aマッチデビューを果たし、その後もウクライナやマリなどとの試合で存在感を発揮しました。

海外クラブへの移籍と復帰

2022年12月にはポルトガルのCDサンタ・クララに完全移籍し、その後2023年にベルギーのOHルーヴェンへ加入。この時期に海外経験を積みましたが、2024年7月には再び鹿島アントラーズに戻ることとなりました。再加入後もチームの中心選手として期待されています。

プレースタイル

三竿は181cmの体格を活かしたパワフルな守備が特徴です。彼は特に球際で強さを発揮し、相手チームの攻撃を効果的に抑えることができます。また、正確な縦パスを使った攻撃の起点作りにも自信を持っています。解説者からは「ヴェルディユースのシャビ・アロンソ」と評されることもあり、セルヒオ・ブスケツやハビエル・マスチェラーノのプレーを参考にしていると語っています。

プライベート

三竿は2021年に後藤晴菜と結婚し、2022年10月には第1子となる長女が誕生したことを報告しています。彼は家庭を大切にしつつ、サッカー選手として着実に成長を続けています。

三竿健斗は多才で柔軟性のある選手であり、今後の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索