三船力也(みふね りきや)は、
1988年3月16日生まれの日本の
俳優であり、
映画プロデューサーとしてもその才能を発揮しています。
東京都出身で、父は
三船史郎、そして祖父は世界的名優として知られる
三船敏郎という、映画界に深いルーツを持つ家系に生まれました。叔母には女優の
三船美佳がいますが、年齢はわずか6歳差という間柄です。
幼少期には、祖父である敏郎が
喜多川美佳と離婚した後、三船家で共に食事をするのが日課となり、祖父との時間を多く過ごしました。この経験が、彼の映画に対する情熱を育んだと言えるでしょう。1998年には、香港映画『ホーク/B計画』で
俳優としてデビューを果たし、その後は映画を中心に活動を展開しています。
2015年には、祖父・
三船敏郎の生涯を追ったドキュメンタリー映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』でプロデューサーを務め、その手腕を発揮しました。この作品は、
三船敏郎の知られざる一面を浮き彫りにし、国内外で高い評価を受けました。また、2019年には『サムライマラソン』でアソシエイトプロデューサーを務めるなど、プロデューサーとしての活躍の幅も広げています。
三船力也は、
俳優としての活動だけでなく、プロデューサーとしての才能も持ち合わせ、映画界に新たな風を吹き込んでいます。その活躍は、今後も注目されるところです。
趣味・特技
三船力也は、多岐にわたる趣味と特技を持っています。英会話をはじめ、スキー、水泳、乗馬、サッカー、テニス、野球、ウェイクボードなど、スポーツ全般にも造詣が深く、国際的な感覚と高い運動能力を兼ね備えています。これらの多彩な才能は、
俳優としての表現力を豊かにするとともに、映画制作においても多角的な視点をもたらしていると言えるでしょう。
フィルモグラフィー
映画
ホーク/B計画(1998年) - 森本の息子 役
青空のゆくえ(2005年) - 山下勝也 役
キャッチ ア ウェーブ(2006年) - ニック 役
宿命のジオード(2010年)
日輪の遺産(2010年) - イガラシ中尉(GHQ通訳) 役
究極の幸せ(2012年) - エンジェル 役
日本のいちばん長い日(2015年) -
阿南惟晟 役
Muga Shozoku(2015年) - Ryu 役
ドラマ
戦力外捜査官SPECIAL(2015年)
プロデューサー
MIFUNE: THE LAST SAMURAI(2015年)
サムライマラソン(2019年) - アソシエイトプロデューサー
外部リンク
三船力也 - IMDb(英語)
三船力也 - KINENOTE