三遊亭はらしょう

三遊亭はらしょうのプロフィール

三遊亭はらしょうは、1977年12月4日生まれの落語家・作家・俳優で、兵庫県神戸市にルーツを持つ多才なアーティストです。彼は大阪や京都で俳優としてのキャリアをスタートさせ、特に京都では「ハラダリャン」の名義で一人芝居を行い、高い評価を得ています。彼のキャリアは2001年から始まり、以降、さまざまな作品でその才能を発揮してきました。

演劇活動

一人芝居の代表作には、『机上のゾウ論』や『ドードー鳥の飼育』があり、特に後者は薄井ゆうじの小説を原作としており、独自の視点で演じられています。小劇場演劇でも活発に活動しており、山口茜の作・演出による『他人（初期化する場合）』や、田辺剛の作品『旅行者』『書庫』にも出演しました。これらの演技が評価され、第11回関西現代演劇俳優賞にもノミネートされています。

映画とドラマ

映画やドラマでも活躍しており、『パッチギ!』のような映画や、NHKの連続テレビ小説『瞳』、TOKYO MXの『原宿ドラゴン』など、多岐にわたる作品に出演しています。彼の演技は、幅広い役柄に対応できる柔軟性と独自の個性を持っています。

落語活動

2009年4月には名家、三遊亭圓丈に入門し、2015年から東京演芸協会に所属することになりました。最近では、実話を落語形式で語る「ドキュメンタリー落語」を数多く発表し、典型的な落語とは一線を画したスタイルを確立しています。この新しい形式は注目を集め、多くのファンを魅了しています。放送作家としても活動し、三遊亭円丈の新作落語「牛肉少年」の原作を手掛けたり、他の落語家にネタを提供することもあります。

映画制作

2013年には、自身が監督、脚本、共同編集、そして出演を務めた映画『ジャカルタ』を制作し、ゆうばりファンタスティック映画祭に出品されました。共演者には中村健やよこえとも子など、個性的なキャストが揃いました。

近年の活動

2024年3月28日には、東京地裁で開かれた松本人志の損害賠償請求に関する訴訟の傍聴券を36倍の競争を勝ち抜いて入手し、翌日には「ドキュメンタリー落語・松本人志第一回口頭弁論」を阿佐ヶ谷ロフトAで発表しました。このように、様々な分野で活動を続ける彼は、常に新しい挑戦をしています。

家族

また、N'夙川BOYSのシンノスケBOYsが親戚であるということも、彼の興味深いバックグラウンドの一部です。

著作

彼は、落語や演劇の枠を超えた幅広い表現活動の成果として、著書『俺とシショーと落語家パワハラ裁判』（彩流社、2025年2月出版予定）を発表する予定です。常に新しい挑戦を続ける三遊亭はらしょうの活動に、ぜひ注目してください。

もう一度検索