東京演芸協会

一般社団法人東京演芸協会

一般社団法人東京演芸協会は、東京都台東区に拠点を置く日本の演芸団体です。1962年1月に設立され、1990年4月に一般社団法人となりました。芸団協（社団法人日本芸能実演家団体協議会）に加盟しており、演芸家の著作隣接権保護や、福利厚生、共済などを目的として活動しています。

活動内容

東京演芸協会は、演芸文化の振興と演芸家の支援を目的として、多岐にわたる活動を行っています。

定席興行

浅草東洋館では、偶数月の下席（21日～29日）に定席興行を行っています。毎月20日には、特別興行「多流寄席」が開催され、東京演芸協会員が中心となって出演します。定席興行には、本協会員の他、円楽一門会や落語立川流所属の前座落語家も出演し、音響などの裏方仕事も担当します。また、定席の数日間は、円楽一門会所属の真打落語家が「特別出演」として出演し、他の演者よりも長い持ち時間で観客を魅了します。

2012年3月までは毎月定席興行が行われていましたが、近年は漫才協会の隆盛を受け、ボーイズバラエティ協会と交互に興行を行う形となっています。

定席興行のうち1日は「浅草LIVE」の予選会として、協会所属外の演者も参加可能です。選ばれた演者は、毎年12月に行われる浅草LIVE本選に出場できます。本選の優勝者には、賞状と賞金が贈呈され、翌年2月の定席興行にゲスト出演する機会が与えられます。

2023年2月からは、毎月1回のスペシャル寄席『多流寄席』（20日）で、他事務所（松竹芸能、浅井企画、ワタナベエンターテインメント、太田プロダクションなど）所属ユニットとの対抗戦企画を実施しています。

この他、永谷商事が所有するお江戸上野広小路亭、お江戸日本橋亭、新宿永谷ホール（新宿Fu-）などでも定期的に公演を行っています。

一部会員は落語協会または落語芸術協会にも重複加入しており、それぞれの協会の定席興行に色物として出演しています。また、代演として両協会に未加入の協会員が定席に上がることもあります。

役員

2024年7月改選。

会長: ベートーベン鈴木
副会長: ふゆき（週刊少年ハート）
常務理事（事務局）: 牧正
常務理事（広報）: マグナム小林（落語芸術協会にも所属）
理事（事務局長）: 牧のぼる
理事（事務補佐）: ゴジーラ久山
理事（広報）: 日焼寿司
理事（企画室長）: ブッチィー
理事（企画部員）: みま、ノン老いる小林
理事（外部）: 小森雄太
監事: 一矢（落語芸術協会にも所属）
監事補佐: 古澤祐次（大豆デンキュー）
名誉会長: はたのぼる
相談役: 山崎ひろし
参与: 好田タクト（落語芸術協会にも所属）
SNS班: 山村拓也（リンク）、スーザン（リンク）、くろとりゆうき

所属会員

東京演芸協会には、多数の演芸家が所属しています。（会員リストは省略）

元会員

過去には、数多くの著名な演芸家が東京演芸協会に所属していました。（元会員リストは省略）

東京演芸協会は、日本の演芸文化の発展に貢献するため、様々な活動を続けています。

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