三重県道39号青山美杉線

三重県道39号青山美杉線について

三重県道39号青山美杉線（みえけんどう39ごう あおやまみすぎせん）は、三重県の伊賀市から津市に至る主要地方道です。この道は、地域の交通において重要な役割を果たしており、伊賀コリドールロードの一部としても知られています。

道路の概要と歴史

この道路は1977年まで一般県道671号阿保八知線として知られていました。しかし、同年の3月18日に現在の三重県道39号として路線認定を受けました。1993年には建設省から主要地方道として指定され、大規模な整備が進められました。特に2010年から2017年にかけては、川上ダムの建設に伴う付け替え区間の整備が行われ、徐々に交通の利便性が向上しています。

路線データ

• - 起点: 伊賀市青山羽根（三重県道29号松阪青山線交点）
• - 終点: 津市美杉町八知（三重県道15号久居美杉線交点）
• - 総延長: 18,597 m

この県道は、特に狭隘な区間が多いため、通行する際には注意が必要です。ただし、一部の区間ではバイパスが供用されており、伊賀コリドールロードの整備により道路状況が改善されています。

交通状況

平日12時間の交通量は、伊賀市川上地点で362台、津市美杉町八知地点で173台と報告されています。この日はまさに、利用者が多く、その重要性を物語っています。

通過する公共交通と交差する道路

青山行政バスの高尾線がこの道路を利用しており、地域住民にとって重要な交通手段です。交差する道路には、三重県道29号松阪青山線や三重県道691号名張青山線、693号蔵持霧生線が含まれています。

道路施設

この道路にはいくつかの道路施設もあり、特にトンネルと橋梁があります。2017年には北野トンネル（257m）が供用開始されました。また、猫また大橋（橋長226m）や稲葉橋（橋長33.5m）も2019年に供用開始されています。

沿線の特徴と見どころ

青山美杉線は伊賀市と津市の市境である桜峠を通過しており、沿線には川上ダムや観音寺、高尾地区市民センターなどの公共施設も点在しています。また、スケートボードに乗るソニックの像も見どころの一つです。地域の文化や観光資源が集中している貴重なエリアとなっています。

このように、三重県道39号青山美杉線は地域の交通の要所としての歴史を持ち、様々な施設や自然環境に恵まれた道路であり、訪れる価値のある場所です。

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