三重県道607号畑毛本郷線

三重県道607号畑毛本郷線について

三重県道607号畑毛本郷線（通称：607号線）は、三重県いなべ市を通る一般県道であり、地域の交通にとって非常に重要な役割を果たしています。この道路は、いなべ市北勢町の畑毛地区から藤原町の本郷地区へ至るルートを提供しています。

概要

この県道は、いなべ市北勢町畑毛の宮前橋交差点から始まり、いなべ市藤原町本郷の三重県道601号本郷志礼石線との交差点で終点を迎えます。起点となる位置は、岐阜県道・三重県道25号南濃北勢線が交差する重要な地点でもあります。

路線データ

• - 起点：三重県いなべ市北勢町畑毛（宮前橋交差点）
• - 終点：三重県いなべ市藤原町本郷（三重県道601号本郷志礼石線交点）
• - 延長：約5.00 km

歴史

607号線は1959年（昭和34年）1月25日に正式に認定されました。当初のルートは、員弁郡北勢町大字畑毛から藤原村大字本郷まででした。同年5月8日に道路区域が決定され、5月19日には供用が開始されました。この時、道路は員弁郡北勢町の宮前1番地先から藤原村の御典野を経て本郷の国重まで続いていました。

また、2007年（平成19年）4月1日に自治体合併が行われ，ここでこの道路の起点と終点がいなべ市に変更されました。

路線状況

607号線上には、岐阜県道・三重県道107号時下野尻線の重複区間も存在します。この区間は、いなべ市藤原町日内に位置しており、地域内の交通網をさらに充実させています。また、多くの橋梁がこの道路に架かっており、主要なものには田切川にかかる宮前橋や相場川にある上川原橋があります。

沿線の施設

607号線の沿線には、地域住民にとって欠かせない公共施設が多く位置しています。いなべ市役所藤原庁舎や藤原図書館、さらにはいなべ市立藤原中学校といった教育機関もこの道路の近くにあります。さらに、十社小学校や白瀬小学校など、子どもたちが通う学校も沿線に存在し、地域の活性化に貢献しています。

郵便局も複数点在しており、十社郵便局や藤原郵便局が利用者に便利なサービスを提供しています。

このように、三重県道607号畑毛本郷線は地域住民にとって重要な交通路であり、様々な公共施設や学校にアクセスしやすいため、地域の発展やコミュニティの形成に寄与しています。今後もこの道路は、いなべ市内外の交通のハブとして役立つことでしょう。

関連項目

本県道は三重県の県道一覧にも記載されており、地元住民のみならず訪れる人々にとっても便利な道としての役割を持っています。

もう一度検索