三鷹料金所

三鷹料金所について

三鷹料金所は、東京都三鷹市に位置する中央自動車道下り線に設けられた本線料金所です。この料金所には、三鷹バスストップが併設されています。

料金所概要

設置場所: 中央自動車道下り線
八王子方面ブース数: 6
ETC専用: 4
ETC/一般: 0
一般: 2

料金徴収について

中央自動車道の高井戸ICから八王子IC間は均一料金区間となっており、首都高速4号新宿線から高井戸ICを経由して中央自動車道に入った車両は、ここで均一料金区間の料金を支払います。高井戸ICには一般道からの入り口がないため、この料金所は均一料金徴収の重要な拠点となっています。

八王子以西へ直通する車両への通行券配布は八王子料金所で行われ、首都高速4号新宿線へ直通する車両からの首都高速道路の通行料金徴収は永福料金所で行われます。

ETCシステムについて

ETC車両の割引料金計算においては、従来、上下線ともに当料金所において入口・出口時間の判定が行われていました。しかし、2017年1月18日にETC車両への距離別料金制が適用されたことに伴い、下り線のみが従来通り当料金所で中央道の入口時間判定を行うこととなりました。上り線については、高井戸出口ランプと首都高境界付近に移動したフリーフローアンテナで出口時間判定が行われています。

歴史

1976年5月18日、調布-高井戸・首都高接続区間の開通時には、この料金所は上り線のみに設置されていました。当時、下り線は自由通過で、料金精算は出口料金所でプレパンチカードを用いて行われていました。

上り線料金所では、中央自動車道各地からの料金精算に加え、頻発していた首都高速4号新宿線三宅坂IC（現三宅坂JCT）を先頭とする渋滞に対する流入調整も担っていました。そのため、通行に時間がかかり、渋滞が頻発していました。また、本料金所が住宅地にあるため、騒音や排気ガスの公害も問題となっていました。

これらの問題を解決するため、高井戸-八王子間は都市内高速道路としての性格が強まり、全線開通を控えて特殊な料金精算を解消し、事務を効率化する必要がありました。そこで、中央自動車道八王子以西からの車両の料金は、新たに設ける八王子料金所で精算することとし、高井戸-八王子間を均一料金としてここで一括して徴収することになりました。

1979年8月1日、上り線料金所は廃止され、下り線が均一料金徴収専用に変更されました。

隣接施設

E20 中央自動車道
(1)高井戸IC（上り線出口）
中央JCT（仮称・事業中）
三鷹TB/BS
(3)調布IC

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