上原拓郎

上原拓郎について



上原拓郎（うえはら たくろう）は、1991年7月8日生まれの北海道出身のプロサッカー選手です。ポジションはミッドフィールダーで、現在は台中Futuroでプレーしています。彼のサッカーキャリアは、若い頃から始まりました。

ユース時代



上原は札幌を代表するクラブ、アンフィニMAKIでサッカーを学びました。U-12からU-15のカテゴリーを経た後、コンサドーレ札幌U-18に入団しました。U-18時代には、古田寛幸や工藤光輝と共にプレーし、彼らと共に感じた競争は上原の成長を促しました。学年が上がると、主将としてチームを牽引し、日本クラブユース選手権（U-18）にも出場しました。この大会では、扇原貴宏や杉本健勇を擁するC大阪U-18に唯一勝利を収めるなどの活躍を見せましたが、トップチームへの昇格は叶いませんでした。

大学時代



高校卒業後、上原は北海道教育大学岩見沢校に進学し、大学サッカーに挑戦しました。彼は早くもレギュラーの座を確保し、2年生時には天皇杯に北海道代表として出場しました。在学中の彼の活躍は目覚ましく、2度目の出場時には主将としてチームをまとめ、古巣のコンサドーレ札幌とも対戦しました。こうした実績が評価され、2013年には札幌との契約に至りました。

コンサドーレ札幌



2014年、上原はコンサドーレ札幌の選手としてプロデビューを果たしました。前半戦ではボランチや左サイドバックとして活躍しましたが、バルバリッチ監督の下では出場機会が減少し、契約満了となりました。その後、ロアッソ熊本への移籍が発表され、次のステージへと進むことになりました。

ロアッソ熊本



熊本では、シーズン序盤こそ出場機会が限られていた上原ですが、次第にボランチとしての地位を確立し、チームの後半戦での躍進に貢献しました。2016シーズンも引き続き主力としてプレーしたものの、次第に出番が減り、2018年に契約が満了となります。その年、彼はJリーグ合同トライアウトにも参加しました。

FC今治



2019年、上原はJFLのFC今治に加入し、新たな挑戦を始めました。ここでも彼はそのプレースタイルを発揮し、チームに貢献します。2023年12月には今治を退団すると発表しました。

台中Futuro



2024年、上原は台湾の台中Futuroに移籍しました。新たな環境での挑戦が彼にどう影響を与えるのか、ファンの間で期待が高まっています。

プレースタイル



上原は、守備的なポジションであればどこでもこなせるユーティリティ性を持っています。また、コンサドーレ札幌の公式リリースでは、彼の強いキャプテンシーが魅力として紹介されました。自身もキャプテンとしての能力には自信を持っており、チームを勝利へと導く力を持った選手です。

所属クラブの履歴



上原拓郎選手の意欲と能力の背後にあるストーリーは、多くのサッカーファンに影響を与えてきました。今後の彼の活躍にも注目です。

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