上原香代子

上原香代子（うえはら かよこ）は、1987年5月30日に三重県で生まれた日本の女性アーティスト、女優、タレントです。その活動は、音楽グループでの成功から、ソロ、別ユニットへの参加、そして俳優業へと幅広く展開しています。

キャリアの始まり

彼女の芸能キャリアは、1998年に沖縄アクターズスクールが開催した全国オーディションでのグランプリ受賞から本格的にスタートしました。この受賞を機に、アミューズの女性新人タレント育成プロジェクトであるBEE-HIVEに参加します。そこで才能を磨き、2002年7月3日には、BEE-HIVE出身者で構成された4人組ボーカル＆ダンスユニット、BOYSTYLEの一員としてメジャーデビューを果たしました。BOYSTYLEは、そのパワフルなパフォーマンスと歌唱力で注目を集めました。

音楽活動の展開

BOYSTYLEでの活動を経て、上原香代子は様々な音楽プロジェクトに関わります。2006年12月には、期間限定でバンド「ZEROGIC」にボーカルとして参加し、ギターの高橋りきや、キーボードの市川洋介、作詞の川田幸奈らとともに活動しました。また、2007年12月には、かつてアイドルユニットBuzyで活動していた宮里真央、當山奈央、丹羽麻由美、そしてBOYSTYLE時代の仲間である川田由起奈と共に、新たなボーカル＆ダンスユニット「MANSAKU」を結成し、多様な音楽表現を追求しました。

事務所の変遷と新たな挑戦

所属事務所に関しても、キャリアの中で複数の移籍を経験しています。BOYSTYLEとしてアミューズに所属していましたが、2008年4月にはフリーランスとして活動する道を選びました。その後、2009年9月25日には自身のブログでアトリエ・ダンカンへの所属を発表し、活動の幅を広げます。さらに、2012年には事務所をNo.9へと移籍し、現在に至るまで活動を継続しています。

俳優・タレントとしての活躍

音楽活動と並行して、上原香代子は俳優、タレントとしても数多くの作品に出演しています。

映画
2006年公開の『ユビサキから世界を』
2007年公開の『1303号室』

舞台
特に舞台での活躍が顕著で、様々なジャンルの作品に出演しました。
2005年: 『ウーエン・イ・ウースト』
2006年: 『ON LINE』
2007年: 『ルームシェア』
2009年: 『鴨川ホルモー』
2010年: 『ストックホルム』
2014年: 『ミュージカル? 桃太郎と不思議なキノコ』
2015年: coquette project『Chain（チェーン）』

テレビ
ドラマや情報番組にも出演しています。
2002年: TBS系ドラマ『沈黙のアリバイ』
2004年6月 - 2005年3月: テレビ大阪の番組『KAYOKOマニュアル』
2007年4月6日: フジテレビ『フェイクゲーム』

CM
2007年: Friend-Ship Project〜卒業旅行編〜
2010年: アイスの実
* 2014年: Cooliris

プライベート

2015年5月に入籍したことを、同年12月31日に自身のブログでファンに報告しています。

現在

現在はSNSを通じて自身の活動や日常を発信しており、X（旧Twitter）、Instagram、そしてアメーバブログなどで最新の情報に触れることができます。

関連人物

かつてBOYSTYLEで共に活動した田野アサミ、村川絵梨、そしてMANSAKUでも一緒だった川田由起奈などが、彼女のキャリアに関わる人物として挙げられます。

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