上島嘉郎

上島 嘉郎について

上島 嘉郎（かみじま よしろう、1958年生まれ）は、日本の著名なジャーナリストであり、産経新聞社の月刊誌「正論」の第2代編集長として広く知られています。長野県上伊那郡に生まれ、後に愛媛県松山市へと移住しました。高校卒業後はフリーランスとして活動し、その後1991年に産経新聞社に入社。編集局の整理部で経験を積んだ後、1995年に退職しました。

上島氏は、1997年に新たに創刊された月刊「日本」の編集長を務め、その後1998年に再び産経新聞社に復職します。以降、彼は2004年からは月刊「正論」の編集部において部長に就任し、2005年には第3代編集長に選ばれました。また、2006年11月には別冊「正論」の編集長にも就任し、2010年9月までその役割を担っていました。そして、2014年7月31日に産経新聞社を再度退社し、その後はフリーのジャーナリストとして活動を続けています。彼の著作には「大東亜戦争の研究」などがあり、政治や歴史についての見解を発表し続けています。

来歴と主な経歴

上島は愛媛県立松山南高等学校を卒業後、フリーランスのジャーナリストとして活動する傍ら、雑誌などで執筆しました。産経新聞社への転職後は、報道と編集の両方の業務を経験し、特に政治的な話題に関心を寄せてきました。彼は、単なる報道者ではなく、自らも意見を表明するというスタンスで多くの記事を書くことで、読者との信頼関係を築いています。

彼の編集長としての活動の中で、特に月刊「正論」では、日本の歴史や政治に対する自らの見解を明確に発信し、時には波紋を呼ぶこともありました。上島氏は自らの意見を持ち、それを恐れずに発信し続ける姿勢が特徴的です。

主な著作

上島が執筆した書籍の中には、以下のようなものがあります：

• - 『韓国には言うべきことをキッチリ言おう!』
• - 『反日メディアの正体』

このように、彼の著作は日本のメディアや国際関係に対する鋭い視点を表現したものであり、政治的な立場に依存しない客観的な分析を行っています。

学びと影響

上島によると、ジャーナリズムとはただの情報伝達にとどまらず、世の中の真実を深く掘り下げ、時には批判的に解き明かすことが求められると感じています。彼はまた、歴史的な背景や文化的な視点が現代社会に与える影響についても強い関心を持ち、その知識を通じて新しい視点を提供し続けています。

私生活とエピソード

彼のキャリアには、産経新聞社に対する抗議としての自主退社のエピソードもあります。尊敬していた先輩が退職に追い込まれた際、上司に抗議し、その流れで自身も退職する決断を下しました。このような強い信念による決断は、彼の人間性の一端を示しています。また、彼は俳優とも交流があり、勝野洋が出演する舞台でも俳優として参加した経験もあります。

メディア出演

上島嘉郎はメディアにも頻繁に出演しており、現在では「Front Japan 桜」のような政治関連のテレビ番組に出演しています。過去には「真相深入り!虎ノ門ニュース」などの番組でもコメントを行っており、幅広い視点で日本のニュースや政治を語っています。それにより、視聴者に対して新たな思考のきっかけを提供しているのです。

このように、上島氏は長いキャリアの中でさまざまな経験を経て、日本のジャーナリズム界での存在感を放つ重要な人物であり続けています。

もう一度検索