上村典子

上村典子のプロフィールと活動

上村典子（うえむら のりこ）は、1963年7月15日生まれの日本の女優、声優、ナレーターです。福岡県福岡市中央区出身で、現在は青二プロダクションに所属しています。上村は日本大学芸術学部演劇科を卒業し、さらに青年座研究所でも学んだ実力派です。

キャリアの始まりと声優活動

彼女の声優キャリアは1982年に始まり、テレビアニメ『おちゃめ神物語コロコロポロン』でデビュー。以来、アニメやゲーム、CDドラマ、洋画吹き替えなど様々なメディアで活躍しています。特にアニメでは、「キャプテン翼」や「聖闘士星矢」などの人気作で多くのキャラクターを演じ、自身の存在を確立しました。彼女の特徴は、少女、母親、老婆など多様な役柄を見事に演じ分ける能力です。

上村は博多弁が得意で、特に強い女性や母親のキャラクターを演じることが多く、作品に深い感情を与えることでファンから愛されています。趣味としては乗馬、テニス、ピアノ、フルート、油絵があり、特技には動物の鳴き声を真似ることが挙げられます。また、普通自動車免許を保有しており、幅広いスキルを持つことが特徴です。

主な出演作品

上村典子の出演作品は非常に多岐にわたります。1980年代から活動を続けており、以下は彼女が演じた主なキャラクターの一部です。

• - 『キャプテン翼』： タケシ、森崎等
• - 『北斗の拳』：カン（2代目）、老婆
• - 『美少女戦士セーラームーン』：クイン・メタリア、妖魔ペタソス等
• - 『ドラゴンボール』：老婆、エクレ
• - 『ONE PIECE』（2006年 - 2023年）：ロジおばさん、ルイジア 等

最近では、アニメ『ONE PIECE エピソードオブサボ』に登場するカーリー・ダダンなど、重要なキャラクターも務めています。

映画と劇場版アニメ

劇場版アニメでも多くの役を務めています。1984年の『ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間』に始まり、様々な作品で声を担当しました。アニメだけでなく、映画『ジム・ヘンソンのウィッチズ』や『ナポレオン・ダイナマイト』などでも声優として活躍しています。

これまでの数々の作品を通じて、多くのファンに愛されてきた彼女の声は、視聴者に強い印象を与え続けています。受賞歴は多くはないものの、彼女の演技力と多才さは他の声優からも評価されています。

結論

上村典子は、声優としての確かな技術と、多彩なキャラクターを演じる能力を持つ人物です。彼女の魅力的な声と演技は、多くのアニメーションで視聴者の心を惹きつけ、これからも新しいキャラクターとの出会いを楽しみにするファンが多いことでしょう。彼女の今後の活動にも注目です。

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