ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間

ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間

『ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間』は、1984年3月17日に公開されたアニメ映画で、松竹富士が配給を行っています。この映画は、同時上映された『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』と共に、多くのファンに愛される作品となっています。

あらすじ

物語の主役であるミドリは、宇宙商人であるマジャラの宇宙船で働いていました。ある日、ミドリは自らのボロ靴の中に入ってしまい、そのままM7.8星に置き去りにされてしまいます。M7.8星に残された彼女は、そこで出会ったこどもたちとの間に友情を育むことになります。

こどもたちは、最初は見知らぬ存在であったミドリを温かく迎え入れると、次第に深い絆が芽生えていきます。彼らは、一緒に遊び、冒険をし、友情を築いていく中で、ミドリ自身も彼らとの生活に喜びを感じるようになります。

時が経つにつれ、マジャラがミドリを迎えに現れるのですが、ミドリはすでにM7.8星のこどもたちとの強い絆を築いています。この状況を見たマジャラは、ミドリの幸せを考え、彼女をM7.8星に残す決断をします。こうして、ミドリは新たな仲間たちと共に、星での生活を続けることになったのです。

声の出演

本作には、豪華な声優陣が参加しています。具体的には、マーを演じる山田恭子さんやピコの花井その子さん、マジャラ役の富山敬さんなどが名を連ねています。その他にも多彩なキャラクターが登場し、それぞれの役割を持って物語を彩る重要な存在となっています。

スタッフ

本作の監督と脚本を務めたのは、永樹凡人氏で、製作は円谷皐氏によって行われました。音楽には、菊池俊輔氏の楽曲が使用されており、映画全体を通じて感動的な雰囲気を醸し出しています。美術を担当した下川忠海氏や、撮影を手がけた白井久男氏など、様々なスタッフが連携し、この作品を完成させました。

主題歌

エンディングテーマである「キッズのチャチャチャ」の作詞は谷のぼる氏、作曲・編曲は菊池俊輔氏が担当し、歌は山田恭子さんとコロムビアゆりかご会が務めたことでも話題を呼びました。音楽は物語に彩りを添え、観客に印象深い体験を提供しています。

映像ソフト化

本作は、2015年9月4日にTCエンタテインメントから発売された「ウルトラマンキッズDVD-BOX I」に収録されています。これにより、新たな世代のファンにもこの作品を楽しむ機会が与えられ、彼の歴史を棄てることなく受け継がれています。

結び

『ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間』は、単なるアニメ映画にとどまらず、友達との絆や冒険の大切さを教えてくれる、感動的な作品です。宇宙空間での冒険を通じて、子どもたちに勇気を与えるすばらしいストーリーとなっています。

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