上棚矢駄インターチェンジ

上棚矢駄インターチェンジ（うわだなやだインターチェンジ）について

上棚矢駄インターチェンジは、石川県羽咋郡志賀町上棚に位置する、のと里山海道のインターチェンジです。このインターチェンジは、地域を結ぶ重要な交通拠点としての役割を担っています。

歴史

上棚矢駄インターチェンジの歴史は、1982年（昭和57年）11月17日に、能登有料道路の柳田IC - 徳田大津IC間の開通とともに始まりました。当初、この区間は暫定2車線で供用が開始されました。

2007年（平成19年）3月25日には、能登半島地震が発生し、このインターチェンジを含む柳田IC - 穴水IC間が一時的に通行止めとなりました。しかし、3月29日には柳田IC - 徳田大津IC間の通行止めが解除され、交通が再開されました。

2013年（平成25年）3月31日、能登有料道路が無料化されたことに伴い、上棚矢駄インターチェンジは、のと里山海道のインターチェンジとして新たにその役割を担うことになりました。

2016年（平成28年）11月13日には、柳田IC - 当インターチェンジ間の4車線化工事が開始されました。この工事は2015年度に事業化され、完成時期は未定です。

道路

上棚矢駄インターチェンジは、E86 のと里山海道に接続しています。

接続道路としては、石川県道46号志賀田鶴浜線が利用可能です。

料金所（現在は廃止）

能登有料道路時代には、本線上と金沢方面入口、穴水方面出口に料金所が設置されていました。これらの料金所では、ETCやクレジットカードでの支払いができず、ハイウェイカードも利用できませんでした。

料金

かつて設定されていた料金は以下の通りです。

本線上
金沢方面→穴水方面（柳田IC起算、徳田大津ICまで）
普通車: 260円
大型車I: 410円
大型車II: 950円
軽自動車等: 210円

インターチェンジ
金沢方面→穴水方面（柳田IC起算）
普通車: 100円
大型車I: 200円
大型車II: 420円
軽自動車等: 100円
穴水方面→金沢方面（徳田大津IC起算）
普通車: 160円
大型車I: 210円
大型車II: 530円
軽自動車等: 110円

レーン数

当時のレーン数は以下の通りです。
本線（金沢方面）：2レーン（一般2レーン）
本線（穴水方面）：2レーン（一般2レーン）
入口（金沢方面）：1レーン（一般1レーン）
出口（穴水方面）：1レーン（一般1レーン）

隣接するインターチェンジ

E86 のと里山海道において、上棚矢駄インターチェンジの隣には以下のインターチェンジがあります。

柳田IC - 上棚矢駄IC - 西山IC

まとめ

上棚矢駄インターチェンジは、能登地方の主要道路であるのと里山海道に位置し、地域間の交通を支える重要な役割を果たしています。能登有料道路時代からの歴史を持ち、無料化を経て、地域住民にとってより身近な存在となっています。

参考文献

『石川の有料道路のあゆみ〜有料道路事業42年間の記録〜』石川県土木部道路建設課、2013年6月。

関連項目

日本のインターチェンジ一覧 あ行

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