上田晋也のサタデージャーナル

上田晋也のサタデージャーナルについて

『上田晋也のサタデージャーナル』は、2017年4月1日から2019年6月29日までの間、TBS系列で放送された報道・情報番組です。司会を務めたのは、お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也であり、彼の名前を冠した番組でした。放送は毎週土曜の早朝に行われ、テレビの前で待つ視聴者に様々な情報を提供しました。

この番組は、『報道LIVE あさチャン!サタデー』の後継としてスタートし、制作担当も報道局から情報制作局へと変更されました。日曜の早朝に放送される形式も一新され、収録形式を採用しました。番組は事前に収録され、疑似生放送というスタイルで放送されましたが、一部のエピソードでは生放送も行われました。

番組の特徴は、架空の雑誌「サタデージャーナル」の編集部を舞台にしている点です。毎週、視聴者が関心を持つニュースを取り上げ、その裏に隠れた背景や意図を探る内容が展開されます。ゲストに専門家を招き、情報の深掘りを行うことで、単なるニュース番組にとどまらない深い分析を提供しました。

2017年7月15日の放送からは構成が見直され、前半は「今週のニュースのキモ」というコーナーが設けられ、視聴者の気になる最近のニュースをまとめました。後半には編集会議の様子が流され、ニュースの根底にあるテーマが議論されました。また、2018年2月以降は編集会議が前半に戻され、後半には「時代のパスワード」コーナーが加わりました。

番組は2019年6月29日に終了し、その翌週からは『まるっと!サタデー』が始まりました。この新番組は、早朝の時間帯でより多くの情報を提供し、視聴者のニーズに応える形で放送されました。

主な出演者には、メインキャスターとして上田晋也、編集委員・アシスタントキャスターの古谷有美、解説キャスターの龍崎孝が名を連ねています。スタッフ陣も充実しており、ナレーションを生野文治が担当するなど、視聴者を引き込む工夫が施されていました。

また、放送当時は全編がローカルセールス枠であり、TBSテレビ以外の地域でも臨時非ネットの扱いがありました。特に中国放送やテレビ高知では、放送が打ち切られたり、特別番組が放送されたりすることもありました。

このように『上田晋也のサタデージャーナル』は時代を反映した情報提供を行い、視聴者と共に考える機会を提供した意義深い番組であったと言えるでしょう。

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