上矢田交差点

上矢田交差点について

福島県いわき市常磐上矢田町に位置する上矢田交差点は、国道6号常磐バイパスと国道49号平バイパスが接続する重要な立体交差点です。この交差点は、国道49号の起点としての役割も担っています。

歴史

1995年9月4日、国道49号平バイパスの一部開通に伴い、平面交差点として供用が開始されました。しかし、この平面交差点は交通量の増加とともに福島県内でも有数の渋滞ポイントとなっていました。

2002年12月17日、この渋滞を解消するため、立体交差事業が完了しました。これにより、慢性的な渋滞は大幅に緩和されました。しかし、立体交差化により、国道49号側では草木台上荒川IC、国道6号側では林城交差点を先頭とする新たな渋滞が発生し、追突事故も度々発生するようになりました。

特徴

上矢田交差点は、平面交差点から立体交差点への改築にあたり、コンパクトなジャンクションとして設計されました。そのため、外側に2本の跨道橋を持つ変形Y字型の2層構造となっています。限られた用地内で高さを稼ぐため、跨道橋は大きく迂回する形となっています。

国道49号から国道6号へ通行する際には、通常の左右とは反対の車線を通行する必要があります。具体的には、日立・水戸方面（上り線）は左車線を、南相馬・仙台方面（下り線）は右車線を通行します。また、国道49号の上り線には、路面および標識看板にカラーリング塗装が施されています。

接続路線

国道6号 常磐バイパス
国道49号 平バイパス

隣接するインターチェンジ

国道6号 常磐バイパス
常磐三沢IC - 上矢田交差点 - 自由ヶ丘IC
国道49号 平バイパス
上矢田交差点 - 草木台上荒川IC

まとめ

上矢田交差点は、交通の要所として重要な役割を担っており、立体交差化によって交通の流れが大きく改善されました。しかし、新たな課題も生まれており、今後の交通対策が求められています。

外部リンク

* 国土交通省 東北地方整備局 磐城国道事務所

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