上福元直人

上福元直人



上福元直人（かみふくもと なおと）は、1989年11月17日に千葉県千葉市若葉区で誕生したプロサッカー選手です。彼は現在、Jリーグの湘南ベルマーレに所属しており、ポジションはゴールキーパー（GK）です。

サッカーキャリアのスタート



上福元選手は、船橋市立船橋高等学校を卒業後、順天堂大学に進学しました。大学在学中の2011年8月4日には、大分トリニータの特別指定選手として登録され、サッカー界に足を踏み入れます。2012年には正式に大分トリニータに加入し、プロ選手としてのキャリアが始まりました。

大分トリニータでの挑戦



大分トリニータでの初期のキャリアは厳しいものでした。2013年5月にFC町田ゼルビアに期限付き移籍しましたが、公式戦での出場機会は得られず、数ヶ月後に大分に戻ります。しかし、2015年のJ2第24節で、圧巻のゴールキーパーとして初出場を果たし、この試合でチームを勝利に導きました。その後、チームで8試合に出場し、存在感を示しました。

成長と挑戦



2016年、大分はJ3に降格することになりますが、上福元選手は開幕戦からスタメンとして活躍しました。彼は同年のJリーグアウォーズでJ3リーグ部門ベストイレブンに選出され、自身の成長を実感します。2017年には38試合に出場し、堅実な守りでチームを支えました。

新たな道



2018年に東京ヴェルディへ完全移籍した上福元選手は、リーグ戦で初めてフルタイム出場を達成しました。特に、12月のJ1参入プレーオフでのプレーは記憶に残るものとなりました。2019年も全試合にフル出場し、さらなる成長を遂げました。

2020年には徳島ヴォルティスに完全移籍。ここでも先発GKとしてチームのJ1昇格に貢献しました。2022年からは京都サンガF.C.に所属し、開幕からスタメンを務め、チームの守護神として存在感を示しました。

2023年には川崎フロンターレに移籍し、ポジション争いの中で12試合に出場しました。2024年8月には湘南ベルマーレに完全移籍し、新たな挑戦が始まります。

プライベートと人物



上福元選手の家族には、フットサル選手である実兄の上福元俊哉がいます。また、プロ野球選手の岩嵜翔とは高校時代の同級生で、その関係から自主トレーニングを共にした経験もあります。彼の多彩なバックグラウンドは、フィールド外でも豊かな人間性を育んでいます。

所属クラブ



上福元選手がこれまでに所属したクラブは以下の通りです：

上福元直人選手は、数々の挑戦を経て、信頼の置けるGKとして多くの試合でチームを支えてきました。彼の情熱と努力は、これからの彼のキャリアにも大きな影響を与えることでしょう。

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