上野空大
上野 空大（うえの くうと）は、2004年3月5日生まれ、北海道恵庭市出身の日本のキックボクサーです。現在はkickboxing gym SHINYUUKI＋に所属しています。三歳年下の弟、上野奏貴選手もK-1で活躍するキックボクサーです。
上野選手は、極真空手の師範である父親の影響を受け、わずか3歳で空手の道を歩み始めました。2008年5月23日、4歳にして札幌市東区体育館で行われた第2回月例杯ジュニア空手道新人戦で、空手人生のスタートを切りました。その後、めざましい成長を遂げ、2011年には恵庭市立若草小学校2年生で出場した第4回清武館空手道選手権大会 小学生Aクラス 2年の部で優勝。小学5年生の時には、全日本青少年空手道選手権大会の小学5年男子軽量級で準優勝し、自身初の全国大会での入賞を果たしました。
恵庭市立柏陽中学校に進学後も活躍は続き、2年生時には第1回ジャパンアスリートカップの中2男子の部（55kg未満）で3位、3年生時にはカラテドリームフェスティバル2018国際大会の中学3年男子でも3位と、中学年代でも全国トップレベルの実績を残しました。幼少期から積み重ねてきたフルコンタクト空手での実績は非常に豊富で、これまでに通算70大会で優勝という「フルコンタクト空手70冠」の偉業を達成しています。高校は北海道恵庭北高等学校に進学しました。
空手で確固たる地位を築いた上野選手ですが、高校3年の夏、新たな挑戦の機会が訪れます。K-1ジム大宮の姜宗憲代表から声をかけられ、練習に参加するようになります。そして秋には、姜代表の勧めもあり、キックボクシング、特にK-1の舞台への転向を決意しました。
2022年、高校を卒業した上野選手は、本格的にキックボクシングに専念するため、生まれ育った北海道を離れ、K-1ジム大宮がある埼玉県で単身生活を送りながらトレーニングに励みます。この環境の変化が、アマチュアキックボクシングでの目覚ましい成果につながりました。K-1アマチュア大会では、出場した5大会全てで連続優勝を果たし、通算16戦無敗という圧倒的な成績を残します。この活躍が高く評価され、K-1 AWARDS 2022において、アマチュア最優秀選手賞を受賞しました。
鳴り物入りでプロへと転向した上野選手は、2023年3月にプロデビュー戦を迎えました。この試合では、第1ラウンド中に左足の中指と薬指を骨折するというアクシデントに見舞われながらも、持ち前の精神力と粘り強さで試合を乗り切り、判定勝ちを収め、プロキャリアを白星でスタートさせました。その後、2023年10月には活動拠点を地元である北海道恵庭市に戻し、更なる飛躍を目指します。地元に戻って最初の試合となった2024年3月の試合でも勝利を収めました。
2024年7月には、弟の奏貴選手と同じK-1 MAXの舞台に出場するという特別な機会を得ました。プレリミナリーファイト最終戦に登場した兄・空大選手は、見事なKO勝利を飾り、同大会の第1試合でKO勝利を収めていた弟・奏貴選手と共に、兄弟揃ってのKO勝利という快挙を達成しました。しかし、続く2024年9月のKrush.165では、元Krushライト級王者のゴンナパー選手との対戦が決まりますが、試合前日の計量で契約体重を1.65kgも超過してしまうという問題が発生。両陣営の協議の結果、条件付きでの試合実施となりました。試合は厳しい展開となり、第2ラウンド終盤にダウンを奪われ、立ち上がったもののダメージが深く、一方的に攻められる状況が続きます。何とかラウンドを終えたものの、第3ラウンド開始わずか19秒で再びダウンを喫し、セコンドがタオルを投入。プロ転向後初の敗戦であり、実に3年ぶりの黒星を喫しました。
上野選手は、前述の通りフルコンタクト空手で「70冠」を達成するなど、幼少期から類稀な才能を発揮してきました。家族構成は両親と、三歳下の弟・奏貴選手、六歳下の妹の三人兄妹で、全員が空手家であり、兄妹全員が空手の全日本チャンピオンを経験しているという、まさに格闘技一家に育ちました。父親は極真空手の師範であると共に、自身が所属する空手道 真結氣、そしてkickboxing gym SHINYUUKI＋の代表も務めています。三兄妹では「空手家上野三兄妹【世界一へ】」というYouTubeチャンネルを運営しており、動画は三兄妹で撮影され、空大選手が主に編集を手がけています。幼い頃、弟の奏貴選手とトロフィーを使ってチャンバラをして遊び、トロフィーを壊して父親に叱られたという微笑ましいエピソードも残っています。
K-1ジム大宮の姜宗憲代表は、上野選手を「ヘビー級のピーター・アーツやアーネスト・ホースト、ミドルの魔裟斗、武尊がK-1のアイコンでしたが、今後はライト級の彼（上野空大）になる」と高く評価しており、その将来が嘱望されています。アマチュア時代には、第13回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -65㎏ 優勝や、K-1 AWARDS 2022 アマチュア最優秀選手賞など、数々のタイトルや表彰を獲得しています。
上野選手は、極真空手の師範である父親の影響を受け、わずか3歳で空手の道を歩み始めました。2008年5月23日、4歳にして札幌市東区体育館で行われた第2回月例杯ジュニア空手道新人戦で、空手人生のスタートを切りました。その後、めざましい成長を遂げ、2011年には恵庭市立若草小学校2年生で出場した第4回清武館空手道選手権大会 小学生Aクラス 2年の部で優勝。小学5年生の時には、全日本青少年空手道選手権大会の小学5年男子軽量級で準優勝し、自身初の全国大会での入賞を果たしました。
恵庭市立柏陽中学校に進学後も活躍は続き、2年生時には第1回ジャパンアスリートカップの中2男子の部（55kg未満）で3位、3年生時にはカラテドリームフェスティバル2018国際大会の中学3年男子でも3位と、中学年代でも全国トップレベルの実績を残しました。幼少期から積み重ねてきたフルコンタクト空手での実績は非常に豊富で、これまでに通算70大会で優勝という「フルコンタクト空手70冠」の偉業を達成しています。高校は北海道恵庭北高等学校に進学しました。
空手で確固たる地位を築いた上野選手ですが、高校3年の夏、新たな挑戦の機会が訪れます。K-1ジム大宮の姜宗憲代表から声をかけられ、練習に参加するようになります。そして秋には、姜代表の勧めもあり、キックボクシング、特にK-1の舞台への転向を決意しました。
2022年、高校を卒業した上野選手は、本格的にキックボクシングに専念するため、生まれ育った北海道を離れ、K-1ジム大宮がある埼玉県で単身生活を送りながらトレーニングに励みます。この環境の変化が、アマチュアキックボクシングでの目覚ましい成果につながりました。K-1アマチュア大会では、出場した5大会全てで連続優勝を果たし、通算16戦無敗という圧倒的な成績を残します。この活躍が高く評価され、K-1 AWARDS 2022において、アマチュア最優秀選手賞を受賞しました。
鳴り物入りでプロへと転向した上野選手は、2023年3月にプロデビュー戦を迎えました。この試合では、第1ラウンド中に左足の中指と薬指を骨折するというアクシデントに見舞われながらも、持ち前の精神力と粘り強さで試合を乗り切り、判定勝ちを収め、プロキャリアを白星でスタートさせました。その後、2023年10月には活動拠点を地元である北海道恵庭市に戻し、更なる飛躍を目指します。地元に戻って最初の試合となった2024年3月の試合でも勝利を収めました。
2024年7月には、弟の奏貴選手と同じK-1 MAXの舞台に出場するという特別な機会を得ました。プレリミナリーファイト最終戦に登場した兄・空大選手は、見事なKO勝利を飾り、同大会の第1試合でKO勝利を収めていた弟・奏貴選手と共に、兄弟揃ってのKO勝利という快挙を達成しました。しかし、続く2024年9月のKrush.165では、元Krushライト級王者のゴンナパー選手との対戦が決まりますが、試合前日の計量で契約体重を1.65kgも超過してしまうという問題が発生。両陣営の協議の結果、条件付きでの試合実施となりました。試合は厳しい展開となり、第2ラウンド終盤にダウンを奪われ、立ち上がったもののダメージが深く、一方的に攻められる状況が続きます。何とかラウンドを終えたものの、第3ラウンド開始わずか19秒で再びダウンを喫し、セコンドがタオルを投入。プロ転向後初の敗戦であり、実に3年ぶりの黒星を喫しました。
上野選手は、前述の通りフルコンタクト空手で「70冠」を達成するなど、幼少期から類稀な才能を発揮してきました。家族構成は両親と、三歳下の弟・奏貴選手、六歳下の妹の三人兄妹で、全員が空手家であり、兄妹全員が空手の全日本チャンピオンを経験しているという、まさに格闘技一家に育ちました。父親は極真空手の師範であると共に、自身が所属する空手道 真結氣、そしてkickboxing gym SHINYUUKI＋の代表も務めています。三兄妹では「空手家上野三兄妹【世界一へ】」というYouTubeチャンネルを運営しており、動画は三兄妹で撮影され、空大選手が主に編集を手がけています。幼い頃、弟の奏貴選手とトロフィーを使ってチャンバラをして遊び、トロフィーを壊して父親に叱られたという微笑ましいエピソードも残っています。
K-1ジム大宮の姜宗憲代表は、上野選手を「ヘビー級のピーター・アーツやアーネスト・ホースト、ミドルの魔裟斗、武尊がK-1のアイコンでしたが、今後はライト級の彼（上野空大）になる」と高く評価しており、その将来が嘱望されています。アマチュア時代には、第13回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -65㎏ 優勝や、K-1 AWARDS 2022 アマチュア最優秀選手賞など、数々のタイトルや表彰を獲得しています。
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