下呂市消防本部

下呂市消防本部の概要と歴史

下呂市消防本部は岐阜県下呂市に所在し、当地域の安全を守る消防部局です。地元住民の安心と安全を確保するために、様々な活動を行っています。消防本部の位置は下呂市森363-1で、面積は851.06km²に及びます。職員数は85名で、3カ所の消防署と1カ所の分署を管轄しています。

主力機械と設備

2020年4月1日時点における主な機器は次の通りです：

• - 普通消防ポンプ自動車：1台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：5台
• - はしご付消防自動車：1台
• - 救急自動車：5台
• - 救助工作車：1台
• - 指揮車：1台
• - 指令車：4台
• - 資機材搬送車：2台
• - その他の車両：6台

これらの機器は消火活動や救急活動に欠かせないものであり、年々増改築される設備によって、具体的な救助や消火の効率が高まっています。

沿革

下呂市消防本部の歴史は、1979年から始まります。この年、益田郡の4町1村によって設立された益田地域広域町村圏事務組合に、消防業務の共同処理が加わり、益田地域広域町村圏事務組合消防本部が誕生しました。最初は1本部1署(下呂消防署)と2分署(萩原分署・金山分署)、1出張所(小坂出張所)から成り立っていました。

1982年には、萩原分署と金山分署がそれぞれ萩原消防署および金山消防署に昇格し、体制が整いました。そして1983年には名称が変更され、益田広域事務組合消防本部となりました。1994年には、小坂出張所が小坂分署へと改称されます。

2000年には、益田広域連合が設立され、消防事務が移管される形となり、その後2004年には下呂市が新設合併し新しい消防本部が設立されました。この段階で、地域の合併による町名の変更が行われ、下呂市消防本部が発足します。

組織構成

下呂市消防本部は、消防総務課、予防課、通信指令課の3つの部門から構成されています。各消防署には、予防係、消防総務係、救助救急係が配置されており、効率的な連携が図られています。また、技術革新により、新しい高機能指令台が2010年3月16日から運用開始され、迅速な対応が可能となりました。

下呂市消防本部は、地域住民の信頼に応えるため、これからも不断の努力を続けていきます。地域の安全の確保に向けて、最新の情報と技術を導入し、柔軟かつ迅速な対策を実施していくことを目指します。

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