下呂市立馬瀬小学校

下呂市立馬瀬小学校について

下呂市立馬瀬小学校（げろしりつ まぜしょうがっこう）は、岐阜県下呂市にある公立の小学校です。学校の校区は馬瀬井谷、馬瀬川上、馬瀬黒石、馬瀬下山、馬瀬数河、馬瀬惣島、馬瀬中切、馬瀬名丸、馬瀬西村、馬瀬堀之内の各地区で構成されており、これらは以前、益田郡馬瀬村に属していました。

沿革

この小学校は2009年4月に、従来存在していた総島小学校と中切小学校を統合する形で新たに開校しました。校舎は、以前の中切小学校を利用しています。

背景と統合の経緯

馬瀬小学校の設立に至る経緯は、2005年に遡ります。この年、総島小学校と中切小学校の評議員が合同で「馬瀬の小学校を考える会」を結成しました。この会は、地域の小学校の未来を模索するためのもので、地域住民や関係者の意見を集約することを目的としていました。

その後、2007年10月25日、馬瀬の小学校を考える会は下呂市および下呂市教育委員会に対して、2校の統合を求める要望書を提出しました。そして、同年11月27日には、総島小学校と中切小学校のPTAによる第1回目の統合委員会が開催され、統合に向けた具体的な話し合いが行われました。

2008年3月には、下呂市議会でこの統合案が可決され、正式に準備が進められることとなりました。それから約1年後の2009年4月、下呂市立馬瀬小学校が開校し、新たな教育の場が誕生しました。

学校の特徴

馬瀬小学校は、地域共同体との連携を重視し、地域の文化や歴史を反映した教育を行っています。また、児童一人ひとりに目を向け、個別の能力を引き出すことを大切にしています。校舎の環境も、自然に囲まれた中で子供たちがのびのびと学べるように設計されています。地域の資源を最大限に活用することで、生きた学びを提供することを目指しています。

現在の取り組み

現在、馬瀬小学校では様々な活動が展開されており、特に地域との交流イベントや防災教育、環境教育などが行われています。子どもたちは地域の行事に参加しながら、地域の人々とのつながりを深めていきます。これにより、地域への愛着が育まれ、地元の文化や伝統について学ぶ良い機会となっています。

下呂市立馬瀬小学校は、地域密着型の教育を大切にしながら、未来を見据えた教育を展開していくことを目指しています。

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