下村彩里

下村彩里について

下村彩里（しもむら さいり、1994年8月30日生まれ）は、東京都出身のテレビ朝日所属のアナウンサーです。彼女は日本女子大学附属、豊明幼稚園から高等学校まで一貫した教育を受け、日本女子大学の家政学部児童学科を卒業しました。彼女の経歴はユニークで、バレエとアナウンサーという二つの異なる道を持っています。

幼少期からのバレエの影響

4歳から始めたクラシックバレエは、彼女の人生の中で大きな影響を与えました。バレエダンサーまたは講師になることを夢見て、日本女子大学附属高等学校卒業後には、カナダとイタリアに留学し、バレエの技術を磨きました。しかし、イタリア留学中に足を痛めてしまい、帰国後は怪我が悪化していたため、バレエの道を断念せざるを得ませんでした。この挫折は、彼女にとって非常に辛い出来事でしたが、同時にアナウンサーへの道を模索するきっかけとなりました。

モデルからアナウンサーへの転身

バレエを辞めた後、彼女はアイデンティティを見失い、モデルの仕事を経験しました。また、日本女子大学においては保育士としての資格を取得しようと努めた時期もありました。そんな中、2015年に開催された『2016年ミス・インターナショナル』に出場し、準ミス日本代表（第3位）に選ばれたことで、再び自身の目指すべき道を見出しました。この大会での経験を通じて、言葉での表現の重要性に気づき、アナウンサーとして活動することを決意しました。

テレビ朝日での活躍

2019年4月にテレビ朝日に入社し、同期の中では最年長となりました。入社後4日目の4月5日には『報道ステーション』のお天気キャスターとしてアナウンサーデビューを果たします。その後も多くの番組に出演し、視聴者に親しまれる存在となりました。

プライベートと趣味

下村彩里は一人っ子であり、テレビ業界で共に過ごした日本テレビアナウンサーの後呂有紗とは高校時代の同級生です。彼女の趣味には、踊ることや1970年代の日本の歌謡曲を聴くことがあり、特にピンク・レディーの楽曲を好んでいます。また、特技にはクラシックバレエをはじめ、バイオリンの演奏や姿勢改善ストレッチの指導、犬の鳴き声のマネなどがあります。

学び続ける姿勢

資格を取得することにも積極的で、実用英語技能検定2級、救命技能認定証、児童発達支援士を持っています。身長が伸び始めたのは中学3年生の時で、現在はテレビ朝日女性アナウンサーの中で最も背が高い存在です。学生時代には小さな子供たちにバレエを教えるアルバイトをしていました。

結婚と今後の活動

2024年4月5日には一般男性との結婚を発表し、私生活でも新しいスタートを切ることとなります。これからの活動がますます期待される下村彩里の成長と活躍を楽しみにしています。

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