下総利根大橋有料道路

下総利根大橋有料道路

下総利根大橋有料道路は、茨城県坂東市長須と千葉県野田市木間ヶ瀬を結んでいた、かつての有料道路です。茨城県道路公社によって管理されていましたが、2020年1月11日に無料開放されました。この道路は、全線にわたって茨城県道・千葉県道162号岩井関宿野田線の一部を構成しています。

概要

この道路は、利根川を渡り、茨城県の県西地域と千葉県を結ぶ重要な役割を担っていました。都市近郊農業地域における主要な交通軸として、地域間の相互交流を促進する上で重要な役割を果たしていました。主に利根川に架かる下総利根大橋で構成されており、国道16号から坂東市方面への近道として、車両や歩行者に利用されていました。

路線データ

起点: 茨城県坂東市大字長須
終点: 千葉県野田市木間ケ瀬
延長: 3.1km

沿革

1985年（昭和60年）12月12日：下総利根大橋有料道路の改築工事が着工されました。区間は茨城県岩井市大字長須から千葉県東葛飾郡関宿町大字木間ケ瀬までの3.1kmでした。
1989年（平成元年）12月25日：茨城県道路公社が、県内の有料道路区間（1.04km）を県道岩井関宿野田線の道路区域に決定しました。
1990年（平成2年）1月10日：下総利根大橋有料道路（茨城県岩井市大字長須 - 千葉県東葛飾郡関宿町大字木間ケ瀬：3.1km）の一部工事が完了しました。
1990年（平成2年）1月11日：供用開始となり、通行料金の徴収が開始されました。通行料金は普通車200円、大型車(I)300円、大型車(II)700円、軽車両等20円で、徴収期間は30年間とされました。
1990年（平成2年）9月30日：下総利根大橋有料道路（茨城県岩井市大字長須 - 千葉県東葛飾郡関宿町大字木間ケ瀬：3.1km）の全工事が完了しました。
1997年（平成9年）10月1日：通行料金が改定され、普通車200円、大型車(I)310円、大型車(II)710円、軽車両等20円となりました。
2001年（平成13年）3月1日：通行する車両の最大重量限度が25トンに指定されました。
2014年（平成26年）4月1日：通行料金が再度改定され、普通車210円、大型車(I)320円、大型車(II)730円、軽車両等20円となりました。
2020年（令和2年）1月11日：無料開放されました。

脚注

この道路は、地域住民の生活や経済活動を支える重要なインフラでしたが、無料開放により、さらに利用しやすくなりました。

関連項目

無料開放された道路一覧
茨城県の県道一覧
千葉県の県道一覧

外部リンク

下総利根大橋有料道路,茨城県道路公社 ホームページ

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