世界学生囲碁王座戦

世界学生囲碁王座戦

世界学生囲碁王座戦は、学生を対象とした囲碁の世界一決定戦です。2003年に国際学生囲碁王座戦として始まり、翌年から現在の名称に改められました。当初は9カ国・地域の参加でしたが、最大で12カ国・地域が参加するまでに規模が拡大しました。

大会概要

主催: 日本経済新聞社、全日本学生囲碁連盟、（8回-）パンダネット
後援: 日本棋院、（1回）文部科学省、（8回-）国際囲碁連盟
協賛: （1回）富士写真フイルム、（2回）東日本旅客鉄道
ルール: 日本ルール
持ち時間: 予選トーナメント90分切れ負け。決勝は60分、使い切ると1手30秒の秒読み
試合形式: スイス式トーナメント4回戦
開催時期: 例年2月中

参加国と代表選出

第1回大会の参加国は、日本、中国、韓国、中華台北、ハンガリー、アメリカ、ロシア、タイ、アルゼンチンの9カ国でした。第8回大会では、日本、中国、韓国、中華台北、ウクライナ、アルゼンチン、シンガポール、タイ、ニュージーランド、メキシコ、チェコの11カ国が参加しています。

日本の代表は、全日本学生囲碁王座戦の優勝者および、優勝者と異なる性別の最上位者が選出されます。その他の国では、当初は各国囲碁協会の推薦選手が選ばれていましたが、第8回からはパンダネットのインターネット対局による予選が行われ、中国、韓国、中華台北、その他アジア、ヨーロッパ、北中南米、オセアニアの各地域から代表が選出されるようになりました。

歴代優勝国

第1回から第21回までの優勝者の国籍の内訳は、中国が8回、韓国が7回、日本が3回となっています。

類似の国際大会

大学生向けの国際囲碁棋戦としては、国際大学囲棋連合と上海応昌期教育基金会などが主催する「世界大学生囲碁選手権戦」も存在します。ただし、この大会への参加は日本棋院を通じて募集されており、世界学生囲碁王座戦の成績優秀者にシード権が与えられるわけではありません。

外部リンク

日本経済新聞「学生王座戦」
* 全日本学生囲碁連盟「The World Students GO OZA Championship（世界学生囲碁王座戦）」

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