両備信用組合

両備信用組合について

両備信用組合（りょうびしんようくみあい）は、日本の広島県府中市に本店を有する信用協同組合です。地域に根ざした金融機関として、愛称は「リョーシン」と呼ばれています。

沿革

両備信用組合は、その設立の歴史を1952年に遡ります。この年に芦品信用組合と甲山信用組合が創立しました。翌年の1953年には、上下信用組合も設立されました。これらの組合は、1972年4月に合併し、現在の両備信用組合が誕生しました。このように、歴史的背景を持つ信用組合として発展を遂げてきたことがわかります。

設立後、1976年には福山支店を開店し、その後も福山東支店（1982年）、神辺支店（1984年）、新市支店（1986年）、そして府中東支店（1993年）を次々と開店しました。このような展開により、地域のニーズに応え、より多くの顧客にサービスを届けることが可能となりました。

事業区域

両備信用組合のサービスエリアは広島県内に広がっており、主に以下の都市を対象としています:

• - 福山市（ただし、内海町と沼隈町は除く）
• - 府中市
• - 三次市（君田町、布野町、作木町は除外）
• - 庄原市（東城町、西城町、比和町、高野町、口和町を除く）
• - 東広島市の豊栄町エリア
• - 三原市の久井町と大和町
• - 尾道市の御調町
• - 世羅郡の世羅町
• - 神石高原町

このように、地域を特定し、顧客に寄り添ったサービスを展開することが特徴です。

ATMの利用について

両備信用組合では、ATM（現金自動預け払い機）やCD（キャッシュディスペンサー）を持ち、更に便利なキャッシュカード利用を提供しています。特に、平日8:45から18:00および土曜日の9:00から14:00の時間帯では、当組合のATMを利用する場合、手数料が発生しないという優遇があります。

他の提携金融機関、具体的には広島県信用組合や信用組合広島商銀、備後信用組合のキャッシュカードを利用することで、これらの時間帯は手数料無料で出金可能になります。一方、平日8:00から8:45、18:00から21:00、土曜日・休日の9:00から19:00までの出金には、手数料が110円必要です。

また、セブン銀行のATMを利用した場合も、平日8:45から18:00および土曜日の9:00から14:00の期間については手数料がかからないことから、非常に利用しやすい金融機関といえます。

まとめ

両備信用組合は、地域に根差した信頼性の高い金融機関として、多様なサービスを展開しています。その取り組みは、地域住民の生活を支える役割となっており、今後の発展が期待されます。

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