両国ピーターパン2014〜人生変えちゃう夏かもね!〜

両国ピーターパン2014〜人生変えちゃう夏かもね!〜

『両国ピーターパン2014』は、DDTプロレスリングが両国国技館で開催した特別なプロレスイベントです。この大会は、2013年の両国国技館大会で次回の開催が発表されたことから実現しました。盛りだくさんの興行内容は、ファンにとって忘れられない夏を提供しました。

競技の模様

この大会の特徴的な点は、KO-D無差別級選手権が初の3WAYマッチ形式で行われたことです。これにより、戦略や戦術が一層求められる試合運びとなり、観客を釘付けにしました。また、恒例となっていた全域路上マッチがダークマッチではなく、本戦で行われるという新しい試みもあり、熱気溢れる戦いを楽しむことができました。

さらに、マッスル坂井の復帰戦や、棚橋弘至の参加など、豪華なカードが揃い、プロレスファンにはたまらないラインナップでした。特に、マッスル坂井の復帰戦は多くのファンが期待を寄せており、そのパフォーマンスに注目が集まりました。

前売り札止めの成功

このイベントはシリーズ史上初めて前売りが完売するという快挙を達成しました。プロレス界において、これほどの盛況を記録することは稀であり、DDTの人気がいかに高いかを物語っています。この結果は、観客の期待に応えるためのDDTの取り組みが功を奏した証とも言えます。

全試合結果

大会の結果としては、注目の試合が続々と行われ、HARASHIMAがケニーとイサミ相手に立て続けに勝利し、KO-D無差別級王座を見事に防衛しました。この活躍は、やはりHARASHIMAがさすがの実力者であることを示しました。また、DDTドラマティック総選挙において特典も発表され、2位の選手は10月26日の後楽園大会で挑戦、1位の選手は2015年の2月15日、さいたま大会でKO-D無差別級の挑戦者と対戦することになりました。

一方、竹下選手は棚橋との対戦で奮闘を見せ、飯伏選手は壮絶な復帰戦を終え、近藤選手にわずかな差で勝利を収めました。

DDTの多様な取り組み

この大会では、今年も路上プロレスが盛り上がりを見せ、DDTが映画界にも進出するなど、エンターテインメント的な要素を強化しました。特に、マッスル坂井が総監督を務めた劇場版「プロレスキャノンボール」には鈴木選手や葛西選手が出演することが決定しており、異なる媒体でのプロレスの展開に期待が集まります。また、山里亮太さんの肛門爆破パフォーマンスや、ドリフのKO-D6人タッグ奪取といったユニークな出来事も話題を呼びました。最後には、LiLiCoさんがアイアンマン王者に輝くなど、多彩な選手たちがその存在感を示しました。

このように、『両国ピーターパン2014』は、プロレスファンにとって心に残る夏のイベントとして位置づけられ、次回以降のDDTの大会への期待感を一層高める結果となりました。

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