並木心

並木心（なみきしん）氏は、1944年8月7日に東京都西多摩郡西多摩村（現在の羽村市）で生まれました。父親は衆議院議員を務めた並木芳雄氏です。東京都立立川高等学校を卒業後、日本社会事業大学社会福祉学部児童福祉学科で学び、社会福祉の専門知識を深めました。

1968年4月には東京家庭裁判所調査官としてキャリアをスタートさせ、その後、1990年6月に元青梅市長で自由民主党の衆議院議員であった石川要三氏の私設秘書に転身しました。この経験を通じて、政治の世界への関与を深めていきます。

1991年5月、並木氏は羽村町議会議員に初当選し、同年11月1日の羽村市の市制施行に伴い、羽村市議会議員となりました。2001年4月22日には羽村市長選挙に自民党、民主党、公明党の推薦を受けて立候補し、初当選を果たしました。4月26日に市長に就任し、以後5期にわたり羽村市政を担うことになります。

市長として、並木氏は都市の発展に尽力し、特に福祉の分野で多くの実績を上げました。2015年5月1日には、東京都市長会会長に就任し、首都圏の自治体間の連携強化に貢献しました。2017年には無投票で5期目の当選を果たし、その実績と人望の厚さを改めて示しました。

しかし、2021年3月28日の羽村市長選挙では、立憲民主党の推薦を受けて立候補したものの、元羽村市議会議員の橋本弘山氏に敗れ、長年の市長としてのキャリアに終止符を打ちました。2022年には、その長年の功績が認められ、旭日中綬章を受章しました。

並木氏の政治活動は、地方自治の発展と地域住民の福祉向上に大きく貢献しました。特に、羽村市の発展に尽力したその功績は、地域住民に深く記憶されています。

並木心氏の活動は、以下の公式サイトやYouTubeチャンネルでも確認できます。

新しい風の会 並木心 公式サイト)
新しい風の会 並木心 公式チャンネル - YouTubeチャンネル

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