並木愛枝

並木愛枝（なみき あきえ、1978年10月17日 - ）は、日本の女優。埼玉県所沢市出身。エンパシィに所属し、既婚者です。

来歴と人物

香川照之、中野翠も認める実力派女優として知られています。2008年には、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』での演技が評価され、第2回アジア太平洋映画賞（APSA）の最優秀女優賞（ベスト5）にノミネートされました。

同年、ベルリン映画祭では、「実録・連合赤軍」「むすんでひらいて」「夕日向におちるこえ」の3本の出演作（うち2本が主演）がノミネートされ、日本人女優として初の快挙を達成しました。また、『14歳』での演技により、第22回高崎映画祭・最優秀助演女優賞を受賞しています。

2001年からは映像ユニット「群青いろ」の作品に参加し、以降多数の作品に出演しています。10代の頃から小劇場を中心に活動を開始しており、幅広い演技経験を持っています。お笑いコンビ、オードリーの春日俊彰とは小学生時代の同級生であることも知られています。

主な出演作品

映画

さよなら さようなら（2005年）
ある朝スウプは（2005年）
鼻唄泥棒（2006年）
14歳（2007年）
夕日向におちるこえ（2007年）
むすんでひらいて（2007年）
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程（2008年） - 永田洋子 役
FIT（2010年）
あたしは世界なんかじゃないから（2012年）
千年の愉楽（2013年）
あした家族（2013年）
ダリー・マルサン（2014年）
at HOME（2015年）
そうして私たちはプールに金魚を、（2016年） - 第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門グランプリ
100円の傘を通してこの街の看板すべてぼんやり光る（2017年）
ひかりの歌（2017年）
こいびとのみつけかた（2023年）

テレビドラマ

ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜（2020年、NHK総合） - 宮部聡子 役
ハコヅメ〜たたかう！交番女子〜第3話（2021年7月21日、日本テレビ） - 山崎恵美 役

吹き替え

タイラー・レイク -命の奪還-（2020年）
バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ（2022年）
タイラー・レイク -命の奪還-2（2023年）
カールの絵画教室（2023年、ウェンディ〈ウェンディ・マクレンドン＝コーヴィ〉）

アニメ

ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界|ストレンジ・ワールド_もうひとつの世界（2022年）

CM

母と娘とザ・イエローモンキー

配信ドラマ

仮面ライダーBLACK SUN（2022年10月28日、Amazon Prime Video） - 小松佐知 役

舞台

筒井ワールド6〜「筒井ワールドFINAL」連続出演
笑う女、笑われる男
* 金子みすゞ箏コンサート - みすゞ役

並木愛枝は、今後も様々な分野での活躍が期待される、注目の女優です。

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