中信銀行

中信銀行（China CITIC Bank）

中信銀行は、中国の主要な商業銀行の一つであり、中国中信集団公司（CITIC Group）の傘下企業として、1987年2月に設立されました。本社を北京市東城区に構え、中国経済の発展と共に成長を遂げてきました。

歴史

設立当初の名称は「中信実業銀行」でしたが、2005年末に現在の「中信銀行」に改名されました。この名称変更は、銀行のブランドイメージを刷新し、より現代的で国際的な銀行としての地位を確立するための重要なステップでした。2007年4月には、香港証券取引所と上海証券取引所に株式を上場し、資本基盤を強化するとともに、透明性の高い経営体制へと移行しました。

ネットワークと規模

中信銀行は、中国全土に広がる616ヶ所の拠点を持ち、約24,000人の従業員を抱えています（2009年12月末現在）。総資産額は1兆7750億元、預金総額は1兆3419億元、貸出総額は1兆656億元に達し、中国の銀行業界において重要な地位を占めています。

株主構成

主要な株主は以下の通りです。

中信集団: 61.78%
香港中央結算 (代理人) 有限公司: 15.68%
BBVA: 10.07%
GLORYSHARE INVESTMENTS LIMITED.: 4.93%
全国社会保障基金理事会: 0.72%

この株主構成は、中信銀行が国有企業としての側面を持ちながらも、多様な株主からの出資を受け、バランスの取れた経営を行っていることを示しています。

関連事項

中国中信集団公司（CITIC Group）
七行五保
中信銀行国際

外部リンク

* 中信銀行公式サイト （中国語）

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