中原由貴 (女優)

中原由貴（なかはら ゆうき）は、1月25日生まれの日本の女優です。彼女は、元宝塚歌劇団月組の男役スターとして知られ、その舞台での華麗な姿は多くのファンを魅了しました。東京都世田谷区出身で、玉川聖学院高等学校を卒業。身長169cm、血液型はB型。愛称は「ゆうき」。宝塚歌劇団時代の芸名は煌月爽矢（あきづき さや）でした。

宝塚歌劇団入団から退団まで

2004年、宝塚音楽学校に入学し、2006年に92期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は8番でした。宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で煌月爽矢として初舞台を踏み、その後、月組に配属されました。

容姿端麗な男役として早くから注目を集め、2011年には「バラの国の王子」で新人公演初主演を果たします。2013年には「ベルサイユのばら」で2度目の新人公演主演を務め、オスカル役を演じ、新人公演を卒業しました。その後も月組のホープ男役として活躍しましたが、2016年2月14日、「舞音／GOLDEN JAZZ」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団しました。

宝塚歌劇団退団後

宝塚歌劇団退団後は、本名の中原由貴として芸能活動を再開。現在は台湾に拠点を移し、女優、モデル、ダンス講師など、幅広い分野で活躍しています。新たな環境で、その才能をいかんなく発揮し、活躍の場を広げています。

人物像

芸名の由来は、本人が“煌”という漢字を非常に気に入っており、それに合う美しい漢字を両親と考えたそうです。宝塚歌劇との出会いは、母親に勧められて月組公演「WEST SIDE STORY」を観劇したことがきっかけでした。男役の格好良さに強く憧れ、音楽学校受験を決意。宝塚に入ることを決めた途端、それまで嫌々通っていたバレエのレッスンさえも好きになったというエピソードも持っています。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台: 2006年3 - 5月、宙組『NEVER SAY GOODBYE』（宝塚大劇場のみ）
月組時代: 2006年7 - 8月、『暁のローマ』『レ・ビジュー・ブリアン』（東京宝塚劇場のみ）
2007年1 - 4月、『パリの空よりも高く』 - 新人公演：ドアマン（本役：流輝一斗）『ファンシー・ダンス』
2007年5月、『ハロー!ダンシング』（バウホール）
2007年8 - 11月、『MAHOROBA』『マジシャンの憂鬱』
2008年1月、『ホフマン物語』（バウホール） - ヘルマン／ウィルヘルム
2008年3 - 7月、『ME AND MY GIRL』
2008年9月、『グレート・ギャツビー』（日生劇場）
2008年11 - 2009年2月、『夢の浮橋』 - 新人公演：五の宮（本役：明日海りお）『Apasionado!!』

その他多数

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台: 2017年2 - 3月、『JKニンジャガールズ』、2017年3 - 4月、『海街diary』、2017年4 - 8月、『アメージング八犬伝』、2019年11月『或る、かぎり』
* ラジオ: 中原由貴のなでしこラジオ(2017年12月 - 2018年11月、FMSalus)


男役スターとして培った経験を活かし、新たな分野でも輝きを放つ中原由貴。今後の活躍から目が離せません。

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