中園真司

中園 真司

中園 真司（なかぞの しんじ）氏は、1986年1月11日に福岡県久留米市で生まれたプロラグビー選手です。主にウイング（WTB）として活躍し、トップリーグの日野レッドドルフィンズに所属しています。身長171cm、体重77kgと、スピードと俊敏性を活かしたプレースタイルが持ち味です。

幼少期からラグビーに親しみ、小学校1年生の時にりんどうヤングラガーズで競技を始めました。佐賀県立佐賀工業高等学校に進学し、ラグビー部でその才能を磨きます。2004年に高校を卒業。佐賀工業高校時代の同級生には、後に日本代表として名を馳せた五郎丸歩氏がいます。

高校卒業後、関東学院大学に進学。ここでもラグビー部に入り、中心選手として活躍します。大学時代の同級生には、朝見力弥氏がいました。特に、2007年にはチームの主将を務め、リーダーシップを発揮しました。

大学を卒業した2008年、ヤマハ発動機ジュビロに加入し、プロキャリアをスタートさせます。同年9月13日に行われたジャパンラグビートップリーグの三洋電機ワイルドナイツ戦で公式戦に初出場し、トップリーグの舞台を踏みました。ヤマハ発動機ジュビロでは長年にわたりプレーし、チームの主力選手として貢献しました。

2018年には、日野自動車レッドドルフィンズ（現在の日野レッドドルフィンズ）に移籍。新たなチームでキャリアを続け、経験豊富なウイングとしてチームを支えています。

国際舞台での経験もあり、若手時代にはU19日本代表に選出されました。また、7人制ラグビーにおいても日本代表に選ばれた実績を持っています。異なる形式のラグビーにおいても適応できる versatility を示しています。

彼の親しみやすい人柄を表すニックネームはいくつかあり、「しんじ」、「じーしんさん」、そして「デカ盛りしんじさん」といった愛称で呼ばれています。

福岡県出身の多くの著名な人物の一人であり、佐賀工業高校、関東学院大学ラグビー部、ヤマハ発動機ジュビロ、そして日野レッドドルフィンズといった彼の経歴は、日本のラグビー史の一端を彩っています。

（参照：日野自動車ラグビー部 RED DOLPHINS メンバー紹介など）

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