中央区立常盤小学校

中央区立常盤小学校

中央区立常盤小学校は、東京都中央区日本橋本石町に位置する公立小学校です。近隣には日本銀行や三越日本橋本店などが立ち並び、都会の中心に位置しています。

歴史

常盤小学校は、1873年に「幼童学所」として創立されました。その後、「第一大学区第一中学区第四番小学常盤学校」と改称され、官立学校となります。明治時代には珍しい洋式音楽の校歌が制定されました。

関東大震災で校舎が焼失するなどの困難を乗り越え、1929年には現在の校舎が竣工しました。この校舎は、震災後の復興小学校の一つとして、鉄筋コンクリート造りで再建されたものです。

戦後の学制改革により、「東京都中央区立常盤小学校」と改称され、現在に至ります。2022年には創立150周年を迎えました。

特徴

現存する校舎は、東京都選定歴史的建造物、経済産業省近代化産業遺産に指定されています。敷地内には、第二次世界大戦時の防空壕が残されており、防災訓練などに活用されています。

近年は入学志願者が増加し、抽選による入学となっています。区内居住の児童が大多数を占めており、児童数は増加傾向にあります。

英語教育を重視しており、国際交流も積極的に行っています。PTAは「みどり会」と呼ばれ、学校行事をサポートしています。児童は「常盤っ子」と呼ばれ、地域に親しまれています。

立地条件と校風の良さから、教育熱心な家庭の児童が多く、中学受験を経て難関校に進学する児童も少なくありません。

教育目標

常盤小学校では、以下の教育目標を掲げています。

上品で豊かな心と健康な身体をつくる
勤労を尊び喜んで自分のつとめを果たす
互いに尊敬し合い協力して平和な社会をきずく

交通アクセス

JR東日本 神田駅 南口から徒歩5分
JR東日本 総武本線 新日本橋駅 2番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅 2番出口またはB1出口から徒歩5分
江戸バス 本石町三丁目バス停から徒歩5分

月島・勝どき・佃・晴海地区からはスクールバスも運行されています。

周辺施設

中央区立常盤幼稚園（休園中）
東京都道407号丸の内室町線
三井第2別館
常盤公園
JR中央線・山手線・京浜東北線

著名な出身者

桂枝太郎 (2代目)
五島茂
水森亜土

関連情報

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