中川 (足立区)

東京都足立区中川

東京都足立区中川（なかがわ）は、足立区の南東部に位置する町名です。現行行政地名としては中川一丁目から五丁目までが存在し、住居表示が実施されています。この記事では、中川の地理、歴史、地価、人口、教育、交通、施設について詳しく解説します。

地理

中川は、足立区の東渕江地域に属し、区の最東端に位置します。北は大谷田、西は東和、南は葛飾区亀有と隣接し、東は一級河川の中川を隔てて葛飾区南水元および新宿と接しています。東京都道318号環状七号線が区東部で大きく南に曲がる地点の南東側、区の南東端に位置し、東京都道307号王子金町江戸川線と接続しています。

地区の東側は、町名の由来ともなっている一級河川の中川が南北に流れています。中川と南水元は中川五丁目の飯塚橋で繋がっていますが、中川と新宿の間には常磐線の鉄道橋があるものの、直接往来することはできません。

町域の大部分は常磐線の北側に位置していますが、中川一丁目のみは南側に位置します。地区の多くは住宅地ですが、環七通り沿いには高層マンションが建ち並んでいます。北部に位置する中川五丁目には、東京都下水道局の中川処理場と、その上に整備された広大な東京都立中川公園があります。隣接して建設残土改良プラントの「土作りの里」も存在します。これらの施設は、かつて日立製作所亀有工場があった場所に建設されました。現在でも近隣には日立関連企業がいくつか操業しています。一丁目の南西部には、亀有から続く日本紙業工業東京工場跡地に巨大なマンションが建設されています。三丁目には寺院や神社が多く、戦国時代に創建された善応寺があります。

地価

住宅地の地価は、2025年1月1日の公示地価によれば、中川3-24-7の地点で35万7000円/m2となっています。

歴史

中川の旧町名は、長門町、大谷田町、大谷田町一・二丁目、北三谷町一丁目でした。

世帯数と人口

2025年1月1日現在の足立区の発表によると、中川の世帯数と人口は以下の通りです。
世帯数：データなし
人口：データなし

学区

足立区立の小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです（2023年4月時点）。足立区では学校選択制度を導入しており、区内全域から学校を選択することが可能です。ただし、小学校に関しては、2018年度から学区域または学区域に隣接する学校のみの選択となっています。
小学校：データなし
中学校：データなし

事業所

2021年の経済センサス調査によると、中川の事業所数と従業員数は以下の通りです。
事業所数：データなし
従業員数：データなし

交通

道路・橋梁

道路

都道
東京都道307号王子金町江戸川線
東京都道318号環状七号線（環七通り）

橋梁

中川に架かる橋
飯塚橋

施設

行政

中川区民事務所
大谷田南公園応急給水槽
東京都下水道局中川水再生センター
東京都下水道局北部第二管理事務所

教育

隅田学園幼稚園
足立区立長門小学校
足立区立大谷田小学校

福祉

地域包括支援センター「中川」

公園

大谷田南公園
東京都立中川公園

その他

日本郵便
郵便番号 : 120-0002（集配局 : 足立郵便局）

関連項目

中川 (曖昧さ回避)

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