中日本高速道路八王子支社

中日本高速道路 八王子支社

中日本高速道路株式会社（NEXCO中日本）八王子支社は、東京都八王子市に拠点を置くNEXCO中日本の支社の一つです。かつての日本道路公団東京第三管理局の流れを汲み、その歴史を引き継いでいます。

所在地

〒192-8648 東京都八王子市宇津木町231

支社内には、2012年に発生した笹子トンネル天井板落下事故の犠牲者を悼み、事故の教訓を伝える「安全啓発館」が設けられています。この施設には、事故で損傷したワゴン車や遺品、実際に落下した天井板などが展示されており、社員向けの研修施設として活用されています。一般公開はされていません。

管轄路線

八王子支社は、中央自動車道を中心に、東京都多摩地区、山梨県、長野県中部のNEXCO管轄の高速道路・有料道路を管理しています。

主な管轄路線
中央自動車道

管轄外の路線
圏央道：あきる野IC以北はNEXCO東日本関東支社の管轄
長野道：安曇野IC以北はNEXCO東日本関東支社の管轄
上信越道：長野県内はNEXCO東日本関東支社の管轄
中央道：伊北IC以西はNEXCO中日本名古屋支社の管轄
相模原IC:NEXCO中日本東京支社の管轄

保全・サービスセンター

支社内には保全・サービスセンターが設置されており、道路の保全やサービス事業を担当しています。以前は、これらのセンターは「管理事務所」と呼ばれていました。

工事事務所

2019年7月1日、八王子工事事務所が東京支社から移管され、八王子支社の管轄となりました。

歴史

旧日本道路公団時代には、関越道（練馬IC-水上IC）、上信越道（藤岡JCT-信濃町IC）、長野道（安曇野IC-更埴JCT）、圏央道（あきる野IC-鶴ヶ島JCT）、北関東道（高崎JCT-伊勢崎IC）も管轄していました。しかし、2005年7月の組織再編により、これらの路線は関東第一支社（現在のNEXCO東日本関東支社）に移管されました。民営化後は、NEXCO東日本関東支社がこれらの路線を引き継いでいます。

関連事項

首都高速道路
東日本高速道路関東支社

まとめ

中日本高速道路八王子支社は、中央自動車道を中心とした高速道路の管理・運営を担う重要な拠点です。安全啓発館の設置など、安全に対する意識の高さも特徴の一つです。また、過去の組織再編を通じて、管轄路線や組織体制が変化してきた歴史があります。

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