中村よお

中村よお（なかむら よお、本名：中村 陽）は、1953年9月11日生まれ、兵庫県出身のシンガーソングライター、著述家、元ラジオパーソナリティです。神戸市在住。

経歴

1970年代から関西のライブハウスを中心にシンガーソングライターとして活動を開始。並行して、著述業、コンサートプロデュース、フリーペーパー「トオリヌケ・キ」の発行、DJ、大学講師など、幅広い分野で才能を発揮しました。特に、1970年代から「トオリヌケ・コンサート」を神戸市、芦屋市、明石市などで企画・主催し、地域文化の振興に貢献しました。

ラジオパーソナリティとしては、1998年からエフエムわぃわぃで活動を開始し、2005年10月からはラジオ関西「中村よおのトオリヌケ・ストリート」のパーソナリティを担当。2009年10月からは同局の番組「ジャズライブinソネ」のパーソナリティも務めました。しかし、「中村よおのトオリヌケ・ストリート」は2013年1月に終了し、以降はラジオパーソナリティとしての活動は行っていません。

2013年1月15日、前年11月に神戸市灘区の商店街で鮮魚店のポスターを破ったとして器物破損容疑で逮捕されました。本人は犯行を否認しましたが、この逮捕を受け、ラジオ関西は「中村よおのトオリヌケ・ストリート」を休止、そのまま打ち切りとなりました。

さらに、2017年7月19日には、東海道本線（JR神戸線）三ノ宮駅のプラットホームで、歩きスマホをしていた女性にすれ違いざまにぶつかり、頭蓋骨骨折で一時意識不明となる重傷を負わせたとして、7月21日に逮捕されました。中村は、犯行を否認しましたが、駅の防犯カメラには、進路を変えて女性に向かう様子が記録されていました。また、犯行前日にも、三ノ宮駅で別の乗客と歩きスマホを巡って口論していたことも判明しています。

人物

1970年代からシンガーソングライターとして活動し、関西の音楽シーンに深く関わってきました。また、音楽関係だけでなく、居酒屋や町に関する著述も多数発表しています。その多彩な活動は、彼の幅広い興味と知識、そして地域への深い愛情を示しています。

ラジオ

僕たちの70's（1998年 - 2003年、エフエムわぃわぃ）
中村よおのトオリヌケ・ストリート（2005年 - 2013年、ラジオ関西）
ジャズライブinソネ（2009年度パーソナリティ担当、ラジオ関西）

作品

ディスコグラフィ

（すべて販売（株）メタカンパニー）

著書

『バー70’sで乾杯―失われた夢スポットの記録』ビレッジプレス、1994年6月。ISBN 978-4938598303。
『関西フォーク70’sあたり―僕が時代の風に吹かれた頃』幻堂出版、2003年5月。ISBN 978-4944236176。
『KOBE街角通信』幻堂出版、2004年4月。ISBN 978-4944236213。
『洋楽ROCK関西実況70’s―生で聴いた洋楽ROCKアーティストたち』幻堂出版、2005年4月。ISBN 978-4944236244。
『肴（あて）のある旅―神戸居酒屋巡回記』創元社、2006年8月1日。ISBN 978-4422250458。
『昭和フォーク&ロック音楽堂―Japanese good time music』青幻舎、2008年2月20日。ISBN 978-4861521416。
『HEART OF GOLD―中村よおマンガ集』ビレッジプレス、2017年1月14日。

発売が予告されていた作品

以下は発売が予告されていたものの、実際に流通した形跡はありません。

アルバム『酒に呑まれた頭』、品番HLP-0006、2017年9月11日発売予定
小説単行本『窓からはい出せ』ビレッジプレス、2017年9月11日発売予定

外部リンク

[公式ウェブサイト](最終更新2017年7月13日）
なかむらよお (@toorinuke) at the Wayback Machine - Twitter（最終更新2017年7月8日）
[中村よお (yoh.nakamura.31) - Facebook](本人による最新投稿2017年7月9日）
[中村よおOfficial - ブログ](最終更新2017年7月13日）
[中村よおのトオリヌケブログ - ウェイバックマシン](2012年12月2日アーカイブ分）（ラジオ関西のラジオパーソナリティ時代のブログ）

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