中村亮土

中村亮土：ラグビー界のリーダーと起業家の二足のわらじ

1991年生まれ、鹿児島県出身の中村亮土選手は、ジャパンラグビーリーグワンの東京サントリーサンゴリアスに所属するラグビー選手であり、チームの主将を務める実力者です。

ラグビーへの情熱

ポジションはセンター(CTB)と[スタンドオフ]をこなすマルチな才能を持ち、身長178cm、体重92kgの恵まれた体格を活かしたパワフルなプレーが持ち味です。高校時代まではサッカーに打ち込んでいましたが、ラグビーを始めるとその才能を開花させました。

鹿児島実業高校を経て帝京大学に進学。大学時代には主将としてチームを牽引し、大学選手権5連覇という偉業達成に貢献しました。2013年には日本代表として初キャップを獲得し、以降、数々の国際試合で活躍。2019年のラグビーワールドカップ日本代表にも選出され、世界の舞台で日本の代表としてプレーしました。日本代表キャップ数は2023年10月現在で39と、日本ラグビー界を代表する選手の一人です。

2014年に東京サントリーサンゴリアスに入団後、2020年にはチームの主将に就任。チームを勝利に導くリーダーシップを発揮しています。また、2021年には日本代表の副キャプテンも務めました。同年には、ヨーロッパ遠征中に選出されたバーバリアンズへの参加が、新型コロナウイルス感染症対策のため中止となるという経験もしました。

起業家としての顔

ラグビー選手としての活躍に加え、中村選手は2020年に株式会社TRYFE JAPANを創業し、代表取締役CEOに就任しました。プロテイン製造から事業をスタートさせ、ビジネスの世界でも成功を収めています。

多彩な才能と人間性

ニックネームは「りょうと」。珍しい名前のため、間違えられることも多いそうです。鹿児島県曽於市観光PR大使も務め、地元への貢献も忘れません。声優の泊明日菜さんは義理の姉にあたります。

このように、中村亮土選手は、ラグビー選手としての実力、リーダーシップ、そして起業家としての才能と、多様な顔を持つ人物です。その活躍は、ラグビー界のみならず、多くの人の心を掴んでいます。

経歴

2007年～2010年：鹿児島実業高校ラグビー部（2年、3年時に花園出場）
2010年～2014年：帝京大学ラグビー部（4年時に主将、大学選手権優勝4回経験）
2014年～：サントリーサンゴリアス
2020年～：株式会社TRYFE JAPAN 代表取締役CEO

関連情報

鹿児島県出身の人物一覧
鹿児島実業高等学校
帝京大学ラグビー部
東京サントリーサンゴリアス
サンウルブズ
バーバリアンズ
* 中村亮土公式SNS(Twitter, Instagram)

中村亮土選手は、その卓越したラグビー技術とリーダーシップ、そしてビジネスセンスを兼ね備えた、まさに現代のロールモデルと言える存在です。今後の活躍からも目が離せません。

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