中村秀昭

中村 秀昭のプロフィール

中村 秀昭（なかむら ひであき、1956年7月17日生まれ）は、1979年から2012年までTBSテレビのアナウンサーとして活動し、特にスポーツ中継で知られています。熊本県熊本市で生まれた彼は、東京都立小松川高等学校を経て早稲田大学政治経済学部を卒業しました。大学卒業後、1979年4月に東京放送のアナウンサー第18期生として入社し、そこでのキャリアが始まりました。

キャリアの始まり

入社以来、中村はスポーツ局に所属し、さまざまなスポーツ番組やニュース番組でスポーツ関連の実況を担当しました。彼の主な取り扱い競技には野球、相撲、ボクシング、バレーボール、陸上競技、バドミントン、アイスホッケーがありました。特に1992年のバルセロナオリンピックでは、TBSのユニット取材を務め、国際舞台での活躍が注目を集めました。また、2007年にはボクシングのWBCフライ級タイトルマッチではラジオで実況を担当し、その臨場感ある解説でファンを魅了しました。

多彩な活動

スポーツ以外にも、中村は様々な分野での活躍を見せました。特に1990年の日本人初の宇宙旅行に関する特番では、打ち上げリポートを担当し、その情報を伝える重要な役割を果たしました。その後もアナウンス部やスポーツ局での職務を経て、2012年にはTBSテレビ編成考査局審査部の担当部長に異動しました。移行後もスポーツ実況を続け、定年の2016年までその活動を続けました。

趣味とマラソン

中村の趣味はマラソンで、時にはマラソンで通勤することもあったそうです。彼はスポーツ実況を行う際には、実際に取材を兼ねてコースを走ることもあったといいます。さらに、2012年にはTBS社内のランニングクラブ「TBSランニングBOO」が発足し、その初代部長を務め、社内のスポーツ活動の促進に寄与しました。

主な出演番組

中村は数多くのテレビおよびラジオ番組に出演しました。テレビにおける主な活動には、プロ野球の「侍プロ野球」やボクシング中継、さらに大相撲などのスポーツ中継が含まれます。また、特番では宇宙旅行や様々な陸上競技の実況も担当しました。ラジオでは、TBSエキサイトベースボールのメインカード担当を中心に多くのスポーツ実況を手がけました。

まとめ

中村秀昭は、TBSテレビのアナウンサーとして多岐にわたるジャンルでリスナーに情報を提供し続けた人物です。彼の豊かな経験と多彩な活動は、テレビやラジオでのスポーツ中継に新たな風を吹き込み、多くのファンに愛されました。その姿は、アナウンサーとしての模範として多くの後輩に影響を与えています。

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