東京都立小松川高等学校

東京都立小松川高等学校

東京都立小松川高等学校は、東京都江戸川区平井に所在する都立高校です。1916年に南葛飾郡立実科高等女学校として開校し、長い歴史と伝統を誇ります。通称は「小松川高校」「小松川」。

概要

長年にわたり地域に根ざした教育活動を展開し、多くの卒業生を輩出してきました。2007年には進学指導推進校に指定され、2018年4月には進学指導特別推進校に指定されるなど、進学指導にも力を入れています。普通科では類型制を廃止し、学力向上に力を入れています。2009年度からは1学年8学級320名体制となりました。

制服

制服は、男子は一般的な黒の学ラン、女子は紺色のセーラー服に黒のリボンタイというスタイルです。伝統的なデザインで、生徒たちから親しまれています。

沿革

1916年 - 南葛飾郡立実科高等女学校として創立
1921年 - 南葛飾郡立高等女学校と改称
1923年 - 東京府立小松川高等女学校と改称
1927年 - 東京府立第七高等女学校と改称
1934年 - 現在地に新校舎を建築
1943年 - 東京都立第七高等女学校と改称
1948年 - 東京都立第七女子新制高等学校と名称変更、瑞江分校設置
1949年 - 全日制男女共学開始
1950年 - 東京都立小松川高等学校と改称
1967年 - 学校群制度施行（両国・墨田川と61群）
1982年 - 学校グループ制を採用
1994年 - 単独選抜制度実施
2003年 - 類型制（普通科）に一本化
2007年 - 進学指導推進校に指定
2018年 - 進学指導特別推進校に指定

学校行事

小松川高校では、生徒たちが主体的に参加できる様々な行事が開催されています。

体育祭（6月）
1年生移動教室（4月）
勉強合宿（夏・冬期、2年生希望制）
文化祭（9月）
合唱祭（12月、江戸川区総合文化センター）
2年生修学旅行（2月）
1、2年生球技大会（3月）

部活動

運動部・文化部ともに活発な活動を展開しています。

運動部

ボート部（インターハイ常連の強豪）
野球部
陸上競技部
バレーボール部
バスケットボール部
卓球部
バドミントン部
テニス部
ソフトテニス部
ソフトボール部
サッカー部
ダンス部
水泳部
ハンドボール部
剣道部
柔道部
トレッキング部

文化部

化学部
生物部
地学部
ホームメイキング部
合唱部
吹奏楽部
美術部
演劇部
芸道部（茶道・華道・邦楽）
フォークサークル部
写真部
コンピュータ部
文芸部
棋道部
映像研究部
書道部

蓼科寮

長野県蓼科山麓に蓼科寮がありましたが、2020年7月19日をもって閉寮しました。

交通アクセス

JR総武本線 平井駅 徒歩12分
都営バス「小松川三丁目」バス停 徒歩5分

著名な卒業生

各界で活躍する著名な卒業生を多数輩出しています。

藤原道山（尺八演奏家）
寺澤ひろみ（ハーモニカ演奏家）
中村秀昭（TBSアナウンサー）
宇田川清江（元NHKアナウンサー、フリーアナウンサー）
松井久子（映画監督）
川中美幸（歌手）
佐久間純子（声優）
岡寛恵（女優）
山口シヅエ（衆議院議員）
大谷重光（パーソナルコンピュータ利用技術学会副会長）
望月智充（アニメーション監督）
井口保子（フリーアナウンサー）
中村こずえ（フリーアナウンサー）
椎名豊（ジャズピアニスト）
久松夕子（女優）
田辺しおり（尺八演奏家）
三遊亭仁馬（落語家）
山内惟介（中央大学法学部名誉教授）
白井良明 (音楽家)
財部誠一 (ジャーナリスト)
佐々木亮介 (a flood of circleのボーカルなど)

関連項目

東京都高等学校一覧
高等女学校
旧制中等教育学校の一覧 (東京都)
ナンバースクール (東京都)
小松川事件
進学指導特別推進校

外部リンク

小松川高校HP
小松川高校同窓会
小松川高校PTA
1985年入学生クラス会ページ

もう一度検索