中津市立中津市民病院

中津市立中津市民病院：地域医療を支える中核病院

中津市立中津市民病院は、大分県中津市に位置する公立の医療機関です。かつては国立中津病院として運営されていましたが、現在は中津市が運営を引き継ぎ、地域住民の健康を守り、医療の向上に貢献しています。

充実した医療体制

同病院は、内科、外科、小児科など幅広い診療科目を有しており、専門性の高い医療を提供しています。特に、消化器内科、循環器内科、脳神経外科、産婦人科などは、地域における重要な医療拠点となっています。さらに、専門外来として緩和ケア外来やセカンドオピニオン外来も設置し、患者さんの多様なニーズに対応しています。

2012年には新病院が開院し、最新の医療設備を導入。快適な治療環境と高度な医療技術の提供により、患者さんの満足度向上を目指しています。また、小児科関連では、小児心臓外来、小児腎臓外来など、専門性の高い診療体制を整えています。

広範囲をカバーする診療圏

中津市立中津市民病院の診療圏は、大分県北部医療圏に加え、隣接する福岡県京築地区南部（吉富町、上毛町、豊前市、築上町）にも及びます。広域にわたる地域住民の医療ニーズに対応するため、救急医療にも積極的に取り組んでいます。

数々の認定・指定

長年にわたる医療活動と地域貢献が評価され、同病院は数多くの認定・指定を受けています。

救急告示病院
労災保険指定病院
生活保護法指定病院
更生医療指定病院
災害拠点病院
臨床研修病院
地域周産期母子医療センター
地域がん診療連携拠点病院
地域医療支援病院
へき地医療拠点病院

これらの認定・指定は、同病院の医療水準の高さと地域医療における重要な役割を裏付けています。

アクセス

JR九州日豊本線中津駅から、大分交通バスを利用してアクセスできます。また、中津市三保地区や隣接する福岡県豊前市からはコミュニティバスも運行されています。

沿革

2000年に国立中津病院から経営移譲を受け、中津市立中津市民病院として開院しました。2007年には院内保育所を開設し、働く保護者の支援にも力を入れています。2010年には新病院の建設が開始され、2012年に新病院が開院しました。産科診療の再開や、脳神経外科の診療開始など、段階的に医療体制を拡充してきました。

まとめ

中津市立中津市民病院は、最新の設備と充実した診療体制、そして高い専門性を持ち、地域住民の健康を支える中核病院として、重要な役割を担っています。今後とも地域医療への貢献が期待されます。

もう一度検索