中濃厚生病院

岐阜県厚生農業協同組合連合会 中濃厚生病院について

岐阜県関市にある中濃厚生病院は、JA岐阜厚生連によって運営されている地域の中核病院です。この病院は、地域住民の健康を支える重要な役割を担っています。全国厚生農業協同組合連合会の一員でもあります。

概要

中濃厚生病院は、関市と美濃市を中心とした地域医療を支える中核的な病院です。495床の病床を有しており、内訳は一般病床402床、地域包括ケア病床44床、緩和ケア病床20床、感染症病床6床、そして救命救急センターが23床です。救命救急センター内には、ICU（集中治療室）8床、CCU（冠動脈疾患集中治療室）3床、HCU（高度治療室）12床、熱傷病床1床が設けられています。また、救命救急センターの屋上にはヘリポートが設置されており、緊急患者の搬送に対応しています。

沿革

中濃厚生病院は、1948年（昭和23年）に中濃病院として、現在の関市緑町に開設されました。その後、2000年（平成12年）に現在の場所に移転し、同時に救命救急センターが開設されました。2005年（平成17年）には、中濃厚生病院に名称を変更しています。2011年（平成23年）10月26日には、災害拠点病院としての指定を受け、地域における災害医療の中心的な役割を担うようになりました。さらに、2015年（平成27年）4月1日には、増築と増床が行われ、呼吸器病センター、消化器病センター、メディカルトレーニングセンターなどが新たに開設されました。

診察科

中濃厚生病院には、内科、外科、整形外科、小児科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、精神科、放射線科、麻酔科など、幅広い診療科があります。

交通アクセス

中濃厚生病院へのアクセスは、以下の通りです。
関市内巡回バス（関市コミュニティバス）：「中濃厚生病院」バス停下車、徒歩すぐ
岐阜バス関上之保線、関板取線：「中濃厚生病院」バス停下車、徒歩すぐ
長良川鉄道越美南線：関市役所前駅より徒歩約15分

その他

中濃厚生病院は、2001年（平成13年）に公開された映画「サトラレ」のロケ地としても使用されました。主人公の里見健一が勤務する国立美濃医大付属病院として、病院の施設が撮影に使われました。

JA岐阜厚生連の病院

中濃厚生病院は、JA岐阜厚生連が運営する病院の一つです。他に以下の病院があります。

久美愛厚生病院
東濃厚生病院
西濃厚生病院
岐北厚生病院
西美濃厚生病院
高山厚生病院

外部リンク

中濃厚生病院
* JA岐阜厚生連

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