中牟礼貞則

中牟礼貞則

中牟礼貞則（なかむれ さだのり、1933年3月15日 - ）は、鹿児島県出水市（旧出水郡）出身のジャズギタリストです。幼少の頃から音楽に親しみ、独学でギターの腕を磨き、日本のジャズ界に多大な貢献をしてきました。

生い立ちと音楽との出会い

小学生の頃からギターに強い興味を持ち、自作の木製ギターを制作するほどの熱意を持っていました。また、蓄音器を通じて様々な音楽に触れ、音楽的な感性を育んでいきました。18歳で上京し、青山学院大学在学中の1952年にプロデビューを果たします。

プロとしての活躍

プロデビュー後は、渡辺貞夫、前田憲男、猪俣猛など、日本のジャズ界を代表するミュージシャンたちと数多くの共演を果たしました。1963年には、伝説的なジャズクラブ「銀巴里」でのセッションに参加し、その名を広く知られるようになります。2024年には、長年の音楽活動が評価され、文化庁長官表彰を受賞しました。

音楽性

中牟礼貞則のギタープレイは、繊細で情感豊かであり、日本の叙情性を取り入れた独自のスタイルが特徴です。その演奏は、聴く人の心に深く響き、多くのファンを魅了してきました。また、後進の育成にも力を注ぎ、渡辺香津美など、数多くのギタリストを育て上げました。

ディスコグラフィ

アルバム

INTER CROSS（1999年、ZEST）
Remembrance（2001年1月21日、ZEST）
ギター・サンバ (2007年10月26日)
Detour Ahead – Live at AIREGIN（2020年11月29日）

参加作品

ギター・ルネッサンスⅢ［翼］- 渡辺香津美（2006年6月7日）
My Heart Belongs to daddy（2006年11月26日）
Gentle Three (2008年12月17日)
Introducin' - 浅利史花（2020年11月25日）

外部リンク

* ジャズギタリスト 中牟礼貞則のサイト

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