中警察署

中警察署について

中警察署（なかけいさつしょ）は、愛知県警察に属する大規模な警察署で、名古屋市中区にあります。愛知県内で最も大きな規模を誇り、署長は警視正が務めています。署員数はおよそ510名に達し、全国的にもその規模は4番目となっています。

所在地

中警察署は、名古屋市中区千代田二丁目23番18号に位置しています。公共交通機関でもアクセスしやすい立地にあり、地域住民の交通安全や犯罪防止に貢献しています。

組織

中警察署は、以下のような各部門で構成されています：

• - 警務課
• - 会計課
• - 生活安全課
• - 地域課
• - 刑事課
• - 交通課
• - 警備課
• - 組織犯罪対策課
• - 栄地区対策隊

これらの部門は、地域の治安維持や犯罪捜査、交通管理、安全な生活環境の確保など、多様な職務を遂行しています。

沿革

中警察署の歴史は1877年にさかのぼり、以下のような重要な変遷を経ています。

• - 1877年1月: 第一区第一方面第一分署第五巡査屯所として発足。
• - 1886年10月: 武家屋敷を借用し、名古屋警察署所属橘町分署に昇格。
• - 1888年4月: 同分署は門前町分署に改称。
• - 1896年4月: 独立して門前町警察署が誕生。
• - 1927年4月: 門前警察署と改称。
• - 1944年2月: 中警察署と改称。
• - 1945年9月: 隣接の新栄警察署を統合。
• - 1948年3月: 名古屋市中警察署に改組。
• - 1955年7月: 愛知県中警察署に改称。
• - 1966年3月: 新庁舎が完成し、業務を開始。

このように中警察署は、地域の安全を守るために長い歴史を持ち、時代とともに変化してきました。

交番と駐在所

中警察署は、地域に密着した警察活動を行うために複数の交番を設置しています。主な交番は以下の通りです：

• - 栄幹部交番（錦三丁目）
• - 大津橋交番（丸の内三丁目）
• - 南久屋交番（新栄町二丁目）
• - 池田交番（栄四丁目）
• - 新栄交番（新栄三丁目）
• - 公園前交番（千代田五丁目）
• - 大須交番（大須二丁目）
• - 広小路交番（栄一丁目）
• - 栄交番（錦三丁目）
• - 矢場交番（栄三丁目）
• - 松元交番（千代田一丁目）
• - 橘交番（富士見町）
• - 金山駅前交番（金山一丁目）

かつて存在した松原交番は、2015年3月31日をもって廃止されました。

結論

中警察署は、地域住民の安全を守るために日々努力している重要な組織です。署員たちは、敏速かつ適切な対応で市民の安心を維持する役割を担っています。

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