中野区立若宮小学校について
中野区立若宮小
学校は、
東京都中野区に位置していた公立小
学校です。地域では「若小(わかしょう)」の愛称で親しまれていました。この小
学校は、特に広い校庭が特徴で、中野区内の小
学校の中でも一番の広さを誇っていました。さらに、全国的に珍しい芝生の校庭を有しており、子供たちは休み時間になると、芝生の上で寝転んだり、裸足で走り回ったりして過ごしていました。
歴史
若宮小
学校は、
2017年(平成29年)4月1日に中野区立大和小
学校と統合し、その歴史に幕を閉じました。統合後の
学校は中野区立美鳩小
学校となり、旧若宮小
学校の校舎がそのまま使用されています。
姉妹校提携
1994年(平成6年)3月1日には、
香川県小豆島にある
小豆島町立苗羽小
学校(
壺井栄の小説『
二十四の瞳』の舞台として知られる)と姉妹校提携を結びました。この提携を記念して、毎年3月1日前後の一週間を「姉妹校提携記念週間」とし、期間中の水曜日には「姉妹校記念集会」を開催していました。
施設
若宮小
学校の校舎は、南校舎(本校舎)と北校舎の二つから構成されていました。北校舎には、生涯学習施設である「オリーブ館」が隣接していました。特別教室としては、PCルーム、視聴覚室、
和室、ランチルーム、図書室、家庭科室、音楽室、図工室などが設置されていました。また、校庭の脇には池やビオトープがあり、様々な生物を観察することができました。
設備
教室環境も充実しており、全ての普通教室にエアコンと
扇風機が設置されていました。
交通アクセス
若宮小
学校への主な交通手段は以下の通りでした。
西武新宿線「鷺ノ宮駅」下車、妙正寺川沿いに徒歩8分
西武新宿線「都立家政駅」下車、徒歩7分
JR線「
阿佐ケ谷駅」北口から関東バス(中村橋行)に乗車、「白鷺2丁目」下車、徒歩5分
西武池袋線「中村橋駅」下車、関東バス(阿佐ヶ谷行または荻窪行)に乗車、「白鷺2丁目」下車、徒歩5分
JR線「中野駅」北口から関東バス(野方行)に乗車、「野方駅」下車、徒歩15分
著名な出身者
若宮小
学校は、多くの著名な卒業生を輩出しています。以下はその一部です。
田中裕二(お笑いコンビ「
爆笑問題」)
ひし美ゆり子(女優)
先崎学(将棋棋士)
升毅(
俳優)
菊地涼子(
宇宙飛行士)
今井眞一郎(ワシントン大学医学部 教授)
荒井泉(
俳優)
辻塚一幸(山王病院 外科医)
石宮智也(YouTuber、お笑い芸人)
関連情報
若宮小
学校に関する以下の情報も参考になります。
東京都小
学校一覧
中野区立若宮小
学校 -
ウェイバックマシン(
2017年4月24日アーカイブ分)
若宮小
学校は、その特徴的な芝生の校庭と、地域に根差した教育活動で、多くの人々の記憶に残る
学校でした。