串本警察署

和歌山県串本警察署：歴史と組織再編

串本警察署は、かつて和歌山県東牟婁郡に存在した警察署です。和歌山県警察の管轄下にあり、識別章所属表示はWKを使用していました（かつらぎ署、和歌山北署、海南署と同様）。

2021年4月1日、警察署の再編により新宮警察署に統合され、現在は新宮警察署串本分庁舎として業務を行っています。庁舎は串本町串本2114番地に位置しています。

管轄区域と沿革

串本警察署は、東牟婁郡串本町と古座川町、さらに西牟婁郡すさみ町の3町を管轄していました。

2005年4月1日には、旧・西牟婁郡串本町と東牟婁郡古座町の合併により、新・東牟婁郡串本町が発足しました。この合併により、管轄区域の市町村数は4町から3町へと変更されました。

その後、2021年4月1日付けで「警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例」の一部改正により、新宮警察署への統合が決定しました。これに伴い、串本警察署は廃止され、その機能は新宮警察署串本分庁舎へと引き継がれました。

交番と警察官駐在所

串本警察署は、管轄区域の治安維持のため、複数の交番と警察官駐在所を設置していました。以下に、その所在地と共に一覧を示します。

すさみ幹部交番: すさみ町周参見
古座交番: 串本町西向
潮岬警察官駐在所: 串本町潮岬
田並警察官駐在所: 串本町田並
和深警察官駐在所: 串本町和深
大島警察官駐在所: 串本町大島
高池警察官駐在所: 古座川町高池
佐田警察官駐在所: 古座川町佐田
* 江住警察官駐在所: すさみ町江住

これらの交番と警察官駐在所は、それぞれの地域住民の安全と安心を守るために、重要な役割を果たしていました。

まとめ

串本警察署は、長年に渡り、東牟婁郡と西牟婁郡の地域住民の安全と秩序の維持に貢献しました。組織再編により新宮警察署に統合された後も、串本分庁舎としてその機能は継続されています。その歴史と地域社会への貢献は、今後も記憶に留めておくべきでしょう。 現在、串本分庁舎は、地域の安全を守る重要な拠点として、その役割を担い続けています。 かつての串本警察署の活動は、地域社会の安全と安心に貢献した貴重な歴史の一部として、しっかりと受け継がれていくことでしょう。

もう一度検索