丸守発電所

丸守発電所は、福島県郡山市熱海町に位置する水力発電所であり、東京[[電力リニューアブルパワー]]によって運営されています。

概要

1921年（大正10年）に建設されたこの発電所は、当初「大峰発電所」と呼ばれていました。1942年（昭和17年）に現在の「丸守発電所」へと名称が変更されました。

発電には猪苗代湖から取水された安積疏水の水が利用されています。同じく安積疏水を利用している沼上発電所、竹ノ内発電所とともに、電力は製糸業をはじめとする地元の産業を支えました。

建物の外観は、上部がアーチ状になった開口部や縦長の上げ下げ窓など、当時の洋風建築の特徴が取り入れられています。これらの特徴から、丸守発電所は近代建築の遺構として高く評価されており、2002年（平成14年）には土木学会選奨土木遺産に、2009年（平成21年）には近代化産業遺産（東北開発）に認定されました。

丸守発電所は磐梯熱海温泉の温泉街からもほど近い場所に位置しており、事前に申し込むことで平日の見学が可能です。歴史的な建造物と発電の仕組みに触れることができます。

アクセス

鉄道：JR磐越西線 磐梯熱海駅から車で約3分、徒歩約6分
車：磐越自動車道 磐梯熱海ICから約6分

脚注

安積疏水

外部リンク

丸守発電所｜日本遺産

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