丸山剛毅

丸山剛毅：柔道家

丸山剛毅（まるやま ごうき）は、1992年4月5日生まれ、宮崎県宮崎市出身の日本の柔道選手です。81kg級で活躍し、身長は173cm。得意技は内股。
現在はパーク24に所属していました。父親はバルセロナオリンピック柔道65kg級7位入賞の丸山顕志。1歳年下の弟は、2019年世界選手権66kg級で優勝した丸山城志郎です。

人物

5歳で柔道を始めた丸山は、小学生の頃からその才能を発揮し始めます。小学校6年生の時には、全国少年柔道大会の個人戦で5位、団体戦では弟とともに3位に入賞しました。全日本選抜少年柔道大会小学生の部では、個人戦優勝、団体戦でも兄弟で優勝を飾りました。

相原中学に進学後も、中学3年生の時に全国中学校柔道大会の団体戦で3位。個人戦90kg級では見事優勝を果たしました。この時、弟の城志郎も60kg級で優勝し、兄弟揃っての優勝という快挙を成し遂げました。

桐蔭学園高校に進むと、高校2年生の時に全国高等学校柔道選手権大会90kg級で優勝。3年生の時にはインターハイで3位に終わったものの、全日本ジュニアで優勝し、世界ジュニアに出場しました。

天理大学に進学後は、階級を81kg級に変更。1年生の時に全日本ジュニアで優勝すると、世界ジュニアでも決勝でロシアの選手を内股で破り、優勝を果たしました。大学3年生の時には体重別決勝で、1年先輩である安田知史を破り、初優勝を飾ります。4年生の時にはヨーロッパオープン・ローマで優勝しました。

2015年4月からはパーク24に所属し、実業団選手としてのキャリアをスタートさせます。体重別では3位となり世界選手権代表には選出されませんでしたが、世界団体のメンバーに選ばれました。5月のグランドスラム・バクーでは3位入賞。8月の世界団体では準決勝のドイツ戦で勝利し、チームの優勝に貢献しました。

11月のグランプリ・青島では、決勝で韓国の王己春と対戦。指導1でリードしていたものの、終了間際に指導を取り返され、GSで技ありを取られて2位に終わりました。2018年8月には、実業個人選手権の決勝で元世界チャンピオンである旭化成の永瀬貴規を内股で破り優勝。2019年の同大会でも優勝し、2連覇を達成しました。

2020年10月の講道館杯では、決勝で同僚の小原拳哉に敗れて2位。2022年には泰山学舎の所属となると、10月の講道館杯では3位に入賞。その後、キヨナガに所属していました。2023年4月の体重別初戦で敗れた後、現役引退を表明しました。

戦績

2004年 - 全国少年柔道大会　個人戦　5位　団体戦　3位
2004年 - 全日本選抜少年柔道大会小学生の部　個人戦　団体戦　優勝
2007年 - 全国中学校柔道大会 個人戦　優勝　団体戦　3位
2008年 - ドイツカデ国際　優勝
2008年 - ポーランドジュニア国際　3位
2010年 - 全国高等学校柔道選手権大会　優勝
2010年 - インターハイ　3位
2010年 - 全日本ジュニア　優勝
2011年 - 全日本ジュニア　優勝
2011年 - 世界ジュニア　優勝
2012年 - ベルギー国際　優勝
2013年 - 体重別　優勝
2013年 - 東アジア大会　3位
2013年 - 講道館杯　5位
2014年 - 体重別　3位
2014年 - 全日本学生柔道優勝大会　3位
2014年 - 学生体重別　5位
2014年 - 講道館杯　2位
2014年 - グランドスラム・東京　5位
2015年 - ヨーロッパオープン・ローマ　優勝
2015年 - 体重別　3位
2015年 - グランドスラム・バクー　3位
2015年 - グランプリ・ウランバートル　7位
2015年 - 世界団体　優勝
2015年 - グランドスラム・パリ　5位
2015年 - グランプリ・青島　2位
2016年 - アジアオープン・台北　優勝
2016年 - 講道館杯　5位
2017年 - 体重別　3位
2018年 - 実業個人選手権　優勝
2019年 - 実業団体　2位
2019年 - 実業個人選手権　優勝
2020年 - 講道館杯　2位
2022年 - 講道館杯　3位

(出典: JudoInside.com)

関連項目

兄弟スポーツ選手一覧

外部リンク

丸山剛毅 - JudoInside.com (英語)
丸山剛毅 - 国際柔道連盟 (英語)
丸山 剛毅（ごうき）さん | 青葉区 | タウンニュース
* 相武館吉田道場

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