丸山有子

丸山有子：国内外で活躍する実力派女優

青森県出身の丸山有子さんは、劇団わらび座に所属する実力派女優です。1995年の「男鹿の於仁丸」で舞台デビューを果たして以来、長年にわたって舞台に立ち続け、その演技力で高い評価を得ています。

2022年には、秋田市のPRサポーターに就任。わらび座と秋田市とのフレンドリータウン調印式において、その役割を担うこととなりました。地元青森を離れ、秋田市を代表する存在として、地域活性化にも貢献しています。

彼女の演じる役柄は多岐に渡ります。繊細な感情表現が求められる一人芝居「十三の砂山」の佐藤雛役から、力強い存在感を放つミュージカル「アテルイ」のタキナ・佳奈役まで、幅広い役柄を演じ分け、見る者を魅了します。特に、ミュージカル「銀河鉄道の夜」のカムパネルラ役は、彼女の代表作の一つとして知られ、現在も公演が続いています。

海外での活躍も目覚ましく、わらび座の米国公演では、L.A.タイムズ紙で舞踊の優雅さが絶賛されました。これは、彼女の演技力と表現力の高さを示す一つの証です。

数々の賞を受賞してきた実績も輝かしいものです。2004年には、「アテルイ」での演技が評価され、第6回東京芸術劇場ミュージカル月間にて小田島雄志賞を受賞。さらに、「月刊ミュージカル」誌においても、2004年と2006年のミュージカル・ベストテン女優部門にランクインするなど、専門家からも高い評価を受けています。

丸山有子さんのキャリアは、まさに努力と才能の結晶です。幅広い役柄に挑戦し、高い演技力で観客を惹きつけ、国内外で活躍を続ける彼女の今後の活躍に、ますます期待が高まります。青森の地に生まれ、秋田市の顔として活躍する彼女。これからも、舞台の上で、様々な役柄を通して、私たちに感動を与え続けてくれるでしょう。

主な出演作品

1995年：ミュージカル「男鹿の於仁丸」(おゆう役)
2001年：ミュージカル「アテルイ」(タキナ・佳奈役)
2003年：一人芝居「十三の砂山」(佐藤雛役)
2004年：ミュージカル「銀河鉄道の夜」(カムパネルラ役)
2005年：ミュージカル「百婆」(朴貞玉役)

受賞歴

2002年：L.A.タイムズ紙にて、わらび座米国公演での舞踊の優雅さを絶賛
2004年2月：第6回東京芸術劇場ミュージカル月間にて、「アテルイ」タキナ役で小田島雄志賞受賞
2005年2月：専門誌「月刊ミュージカル」2004年ミュージカル・ベストテン女優部門28位
* 2007年2月：専門誌「月刊ミュージカル」2006年ミュージカル・ベストテン女優部門18位

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