丸市尾港

丸市尾港について

丸市尾港は、大分県佐伯市蒲江大字丸市尾浦に位置する地方港湾です。名護屋湾の奥に位置し、1885年（明治18年）に開港しました。この港の開港には、地元の御手洗太郎吉が私財を投じたという逸話が残っています。

港の周辺施設

港の北側には、シャワー室、更衣室、トイレを備えたビーチハウスなどが設置された丸市尾公園があり、その北に続く海岸は海水浴場として親しまれています。また、港に沿って宮崎県道・大分県道122号古江丸市尾線が走っており、アクセスも良好です。

港の利用状況

2015年度のデータによると、丸市尾港の発着数は4,408隻、総トン数は30,357トンに達しています。これは、地域における重要な物流拠点としての役割を果たしていることを示しています。

地域活動

丸市尾港周辺では、「マリンシアターinまるいちび」という地域イベントが開催されており、平成13年度には手づくり郷土賞（地域活動部門）を受賞しました。これは、地域住民が一体となって港を盛り上げている証と言えるでしょう。

丸市尾港防波堤灯台

丸市尾港の防波堤の先端には、航海の安全を支える灯台が設置されています。

関連情報

日本の港湾一覧#大分県

参考文献

『港湾統計（年報）』国土交通省、2016年。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00600280&kikan=00600 (参照 2017-04-16)

丸市尾港は、歴史的な背景を持ちながら、地域のレクリエーション施設としても重要な役割を担っている港です。

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