久万高原町立柳谷小学校の概要
久万高原町立柳谷小
学校は、
愛媛県上浮穴郡久万高原町柳井川に位置する公立の小
学校です。
2005年に開校し、近隣の
学校が統合されて設立されました。現在はへき地等級2級に指定され、教育活動を行っています。本校は、美しい自然に囲まれ、地域の幼稚園と連携を持ちながら教育活動を進めています。
沿革の歩み
学校の歴史は
2003年に始まります。この年に木造の2階建ての校舎が完成しました。
2004年には、永野地区に新たに柳谷幼稚園や小・中
学校の校舎建設が開始され、教育環境の整備が進められました。
2005年には、鉄筋コンクリート造の3階建て校舎が完成し、
3月には落成記念式典が行われ、
4月には正式に開校しました。その際、
校訓「よく鍛え よく学び よく遊べ」が選定され、教育の方針が明確に示されました。さらに、
2006年に久万高原町から木製の机や椅子が配布され、子どもたちの学び舎としての環境が整いました。
その後も柳谷小
学校は成長を続け、
2009年には
プールの修繕工事や緊急放送設備の完備が行われ、教育環境が更に充実しました。
2015年には併設されていた柳谷中
学校が閉校し、
学校は小学教育に注力することとなりました。エアコンの設置やインターネット接続の整備も進められ、現代的な教育環境が整いつつあります。
特に、開校12年を迎える
2017年には「柳谷小
学校 干支ひとめぐり」と題した本を刊行し、
学校の歩みを記録として残しました。
2020年には再びエアコン設置工事が完了し、児童が快適に学べる環境が整ったことも特筆すべき点です。
最近の動向
2023年
3月23日には
令和4年度の
卒業式が執り行われ、2名が卒業しました。この卒業をもって在籍者数がゼロとなり、町内でも注目される出来事となりました。
4月には一時休校となりましたが、
2024年には再開され、
入学式が行われました。この年は町外から転入した児童も含めて、新たに4名が入学し、今後の
学校運営に期待が寄せられています。
通学と進学先
通学区域には柳井川、西谷、中津が含まれており、進学先の中
学校は久万高原町立美川中
学校です。
学校周辺には、同じ敷地内に久万高原町立柳谷幼稚園も位置し、幼稚園から小
学校へのスムーズな進級が可能です。
アクセス情報
久万高原町役場柳谷支所からは車で約4.5km、所要時間は約9分です。ただし、公共交通機関は通っておらず、久万高原町コミュニティバス岩川線を利用する場合、最寄りの「面三ダム」停留所まで徒歩含めて約1時間を要します。
学校は地域に密着した教育機関として、児童の成長を支えている重要な役割を果たしています。今後の再開後、さらに活気に満ちた
学校生活を展開できることを期待しています。